手漕ぎボート・アジの泳がせで80㎝スズキゲット!

今回釣れた80cmオーバーのスズキ(シーバス)。前回のリベンジです。釣れました!久しぶり、と言っても10日ぶりですが、三浦半島大津港の「石田ボート」へ行って来ました。冬の方が反って、アジが釣れる不思議な海です。その大津のアジが2月から渋い。A級手漕ぎボートアジ釣り名人(?)の私ですが、前回はまさかのアジ0尾。外道の海タナゴしか釣れず、海タナゴの泳がせ釣りに挑むと、なんと食ってきた。しかし途中で、痛恨のバラシ。「体高があるので、食い憎くいんじゃない」と、石田ボートのご主人言われ「そうなのか」と納得。

いつもこんな感じで、ボートから3本の竿を出します。左の一番手前に見える竿が、本命のスズキ狙いです。海面下15mの所で、今回は釣れたアジが元気に泳いでいます。クロスした2本の竿は、更なるアジ狙いの竿。30mのベタ底を、ビシ仕掛けでアジが食ってくるのを待っています。青いゴムひも(自転車荷台用)は、竿が海に落下しないように、竿尻をしっかりと押さえています。

三本の置き竿は、波にユラユラ揺られ何もしなくても誘ってくれる。※スズキ狙いの竿は、ユラユラしない方が良いので、ボートの中央に置き、オモリも40号と重めにしました。そして三本の穂先の揺れを、注意深く見続けています。※特にスズキ狙いの穂先。

スズキ狙いの穂先が、小刻みにビリビリし出した。怪しい。違和感の無いように竿を手に持ち、更に穂先を見つめ戦闘態勢に入る。垂直に張られた道糸が、少し左に動いたり右に動いたり。絶対に怪しい。(※穂先が海中に大きく引き込まれるまで待つ)。数秒後、大きく穂先が海中に持っていかれた。グッと竿をタメル。ジージーとリールから糸が出て行く。止まったら巻き上げる。またジーと糸が出て行く。巻き上げる。(※ドラッグを絞めたり、一気に巻き上げようとしない。スズキの体力が弱るまで)。水中に見えてきた。最後に海面から姿を見せ、少し頭を振られたが無事タモに納まった。「やった!」心の中で叫ぶ。

この日泳がせたアジに、4、5回程スズキと見られる当たり有り。海面に張られた海苔棚を中心にスズキが、かなりいます。そのスズキにビビッてアジが釣れないのか?よく分かりませんが、餌となるアジを釣るのが難しい。アジが釣れたら底の30mでは無く、上から15mです。そのタナで泳がせていれると、スズキが食ってくる確立が高い。

※ハリスは絶対に切られないものを使用。ちなみにナイロン5号で切られた事があるので、今は7号使用。針は「カン付伊勢尼10号(がまかつ)」を使用」。竿はツーピースの安い竿だが、穂先部のワンピースは1000円程で買ったムクのグラスで自作。70cm級のワラサでも折れなかった優れもの。

まな板からはみ出してしまうスズキを「サバク」のは、難しい。万能包丁(これで全ての魚をサバいています)。ウロコ取。ペンチ(?ニッパーがベターかも)。あと画像には無いがキッチンバサミ。とにかく色々考えてサバイてください。※一言アドバイス。先ず尾ビレ以外の全てのヒレを切り落として(スズキの鋭いトゲに刺されないため)、それからウロコを取ってサバク。どんな「さばき方」をしても、スズキは美味しい。皮も、アラも美味しいので捨てないでください。

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