ヤマメ釣り師憧れの「気仙川」釣り行記&お勧め本

一度は釣ってみたかった川。去年の夏、憧れの気仙川釣りが実現しました。妻の実家一関から車で1時間半程で気仙川の支流、「矢作川」が見えてきた。今日は、この川を試してみて明日は本流を釣ろう決める。

支流「矢作川」は道路に沿って流れ、簡単に釣り開始ができる。10分程走り、気に行った場所を見つけ入渓した。持参したブトウ虫、簡単に取れる川虫と2種類のエサを試しながら、1時間程釣り上がった。

釣り人は、皆無だが魚信も無い。ジョロウグモの巣が邪魔をする。13cm程の小さな山女が1尾釣れただけ(リリース)。真夏の水量の少ない状態、たぶんそれが原因だと思う。夏ではなくもっと水量のある時、いい釣りができるかも。

本流を釣るのは明日にし、今日は気仙川の隣を流れる「盛川(さかりがわ」は、どんな川か下見することにした。「水量の少ない夏の盛川」は、ちょっと惹かれなかった。気仙沼市を流れる「大川」の下流で、アユの「ガラがけ(コロガシ)」をしている釣り人を暫く見て、一関に戻る。※海まで車で5分の下流に、アユがウジャウジャ居た。友釣りをしている人は誰も居ない。地元の「ガラがけ」をしている釣り人が、ちらほら。

気仙川本流の上流。「ヤマメ・イワナ」「※大物多い」入渓する場所はここと、昨日の夜から決めていた場所だ。「有住中」のちょっと下流に駐車可の場所を見つけた。二日目の釣り開始。車を止めた所に大きな淵。ちょっとここを釣ってみてと、ブドウ虫をそっと上から淵に入れた途端、目印が横に走り気仙川初ヤマメ(23㎝)を手にした。

駐車した場所から釣り上がって行った。渓相も良く釣りやすいのだが、魚信がイマイチ。上流をあきらめ、車を止めた大淵まで、歩いて下ってから釣り釣り上がって来ることにした。いた、いた。アユ釣りで使うウエットスーツで、川通しで釣り上がるしかなかったが、いそうな場所に必ずヤマメがいる。細くなった瀬は流れも早く瀬脇でも腰ぐらいの水量、広がった川から淵も川の中を歩いて行く。いそうなポイントにそっと近づくが、それでも瀬尻に出ていたヤマメに気づかれ魚影が走る。下流から駐車した場所まで、ゆっくりと1時間ほど釣り上がって、20cmを越えるヤマメを5尾程ゲット。※日曜日なのに釣り人に出会わない!関東では考えられない。

一関に戻る途中、アユを釣るような本流はどうなんだと竿を出すが、木っ端ヤマメが次々と釣れただけ(もちろんリリース)。尺には会わなかったが、魚影が濃いはずだと実感。

岩手の渓流を釣るのに大変役立つ本です。「岩手の渓流・川釣り」(岩手日報社出版)」須川温泉に行った時の土産物コーナーで見つけた本です。岩手の多くの釣具店や釣り人の協力で作られ、渓流・アユ釣り師が知りたい情報が満載です。「気仙川」だけでも下流から上流そして支流と7ページに渡って紹介されています。その川の遊魚券発売場所、「種アユ(オトリ)販売所」「宿泊施設」等も最後に掲載され、本気で釣りたい人のために書かれた親切な本です。

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