海ボート釣りの一押しリール&2P竿、穂先自作方法

海のボート釣りで現在使っている竿とリールです。画像の三本の詳しい内容、使い方等は以下をご覧ください。(画像上から1、2、3)

  1. リール「シマノ・ナスキー4000(スピニング)」。ラインPE3号+先糸ナイロン5号(竿先の絡み防止の為)。竿は、メーカー不明、投げ竿3000円代の物。2.4メートルと狭いボートで使うのには、ちょっと長め。この竿でアジも釣りますが、最近は投げてアナゴやイシモチを釣るのに重宝しています。釣ったアジを泳がせて、スズキ、イナダ(ワラサ)を狙う時も、この竿を使います。※自ら招いた事件、事故に会い、竿は手尻を修復したり穂先を付け足したりでボロボロですが、リニューアル(自作)し、使い勝手がいいので現役で活躍。
  2. リール「ダイワ・バイキング(片軸)」。(今時、使っている人が少なく「えッ!バイキング懐かしい」と言われる)乱暴に扱っても10年は持つ優れ物。見るからにシンプルで壊れそうにない片軸リール。筏のチヌダンゴ釣りに作られてようで落下スピード抜群)。竿は3000円代で買ったメーカー不明のカーボン竿2.1メートル(この長さがボートの置き竿ベストの長さ)。※ビシからコマセを出そうと強くアオッたら、穂先ピースの真ん中からポキンと折れた。よって、穂先部「ムクのグラス」で自作。
  3. リール「シマノ・小船1000(両軸)」。手漕ぎボートで使う、一押しの両軸リール。これにPE4号を100メートルを巻き+先糸ナイロン5号の組み合わせで、小アジからワラサ70cmも上げられる。竿はメーカー不明の格安カーボンロッド。2ピースの穂先部格安で?ポキンと折れた為、グラスで自作。「釣りキチ先生」一番のお気に入り。

竿中間部(ツナギの部分画像です。

真ん中の穂先が白っぽいのは、グラスの質が違う高目(1200円ほど)を買った為。他の二本は、千円以下のグラス穂先で作りました。

下の画像は、穂先の先端部です。

長さが2.1メートル~2.4メートルと微妙に違います。特別な意図はありませんが、投げたり大物狙いの竿は、やや長目がいいかと思います。ガイドの赤い糸ですが、白に赤が見やすいので「赤い糸(アジ、マイラブ)」を使っています。※目立つ色なら赤でなくとも、好みでいいと思います。

2ピース壊れたティップ部(穂先)リメイク方法紹介

買った穂先と、捨てるにはもったいないバット部(グリップのある黒い部)の画像です。1300円程(800円のを買うか迷った)で買ったティップ部(白い穂先)。この白い「グラスのムクの穂先」を買うことからスタート。釣り道具屋の、穂先が置いてあるコーナー(店内の隅っこ)を探し、自分の竿のバット部にいい太さか(接げ口よりちょっと太め)、長さ、シナリ具合等をチェックする)。※「横横」の佐原インター降りて、すぐの「釣り具タックル」。私の地元名栗から一番近い青梅の「甲州屋河辺店」等、意外な店に沢山「グラスのムク」が置いてあったりします。

【穂先作成方法】

買った後の、穂先を自分好みにする為に必要な道具です、ヤスリと30号のオモリ。オモり30号の重さが、アジのライトビシ釣りやサビキで良く使う重さです。ヤスリでギコギコ気に入るシナリまで削っていく。※ここが一番大変で、慣れが必要な職人技の作業です。失敗してもいいで、トライして下さい。

  1. ヤスリ、これで穂先のグラスが、接げ口に旨く繋がるようにギコギコ削っていきます。
  2. 穂先の先端からヤスリで、「接げ口ちょっと手前まで」ギコギコ。
  3. オモリを先端に付け(輪ゴム使用)、シナリ具合を見る。
  4. もっとシナった方が良いなら、2と3を繰り返す。※時々、バット部と繋いで繋いだ時の全体の竿のシナリもチェックする。

【穂先に付けるガイドを作る】

ペンチ。針金(ステンレス製)。丸箸。ガイドを買って穂先に付けるも有りですが、ガイドは買うと高い。好きな大きさのガイドを、安く仕上げるのは意外と簡単。ステンレス製の針金を「百均」か「ホームセンター」で購入し、画像のような丸箸その他自分の家にあるもの(作りたい大きさの丸い棒)に2回巻きつけ足を付け、ペンチで切る。※色々考えながら作って下さい。これを覚えたら、200円程で買った針金から、好きなガイドが作りたい放題です。

【穂先部にガイドを付ける】

穂先部の付けたい所にマジックなどで印を付け、作ったガイドの大きいものから、穂先の太い元の部分から取り付けていく。「赤い糸」でガイドをグルグル巻きつけた後、瞬間接着剤で固定。この繰り返しで、好きな所に好きなだけ取り付け穂先のガイドを付けたら完成。※穂先の元から先端を見て、一直線にガイドが付いていいるか、確認しながら取り付けていく。

【仕上がり具合チェック】

30号のオモリを付け、ボートの置き竿にした時のイメージの画像です。う~ん、いいかも。グリップを持った時のシナリもチェックする。う~んいいかも。これでやっと完成!

安くいが、手間と暇のかかる竿です。70センチのワラサ、80センチオーバーのスズキでも折れない竿です。ガイドもステンレス、竿先ムクのグラス、10年以上使る竿の完成です。※実際に海で使ってみて、穂先が?、繋ぎに近い所のシナリが?と満足できないの時は、その部分のガイドの「赤い糸」をヤスリでギコギコして外し、更にヤスリで削ってガイドを戻す。自分の許せるシナリまで何回でも、「ムクのグラス」ならではのリニューアル可能。

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