三浦半島大津港・ボートで美味しいアジ＆イシモチをGet！

４月６日（木）。起床３時。妻に朝食＆昼食用のサンドイッチを作ってもらい、三浦半島の大津港を目指した。アジがネバってネバって、やっと「つ抜け」の１３尾（２３㎝～２８㎝）。そして、このところイマイチだったイシモチが回って来たらしく５尾（２５cm～３０cm）という釣果だった。釣り場、釣り方その他もろもろを紹介します。

午前は苦戦のアジ３尾、イチモチ２尾

石田ボートで最近の状況をご主人に聞く。「昨日は沖の３枚目と４枚目の間が良かった」「やっぱりまだ深場ですか？（Ｂ級釣り名人）」「富士山」の先で釣った人もいた」。７時出艇（５月から夏時間になり６：３０出艇可）。「富士山」のたぶんあそこと思われるポイントへ行く。魚探を駆逐して、アジの魚影を追うがどうもイマイチ反応がない。移動。

お気に入りのポイント。沖の４枚目の海苔棚に係留。「中根」の近くで、急に３０メートルの深さに落ち込むポイントです。３０メートルの深場は、寒い季節のアジが寄る場所。

基本的には海苔棚に係留はマナー違反。海苔の作業をする漁師の方から「どいて！」と言われたら、「すいません」の一言でそく移動する。大津の海に慣れてくると、どこがジャマで、どこがジャマじゃないか分かってくる。※漁師の方が作業中の海苔棚に、ボートを係留するのはそうとう度胸がある人か、海釣りに慣れていない人。

【漁船の航路を示すブイ】これに係留するは、ありえない。そく注意される。

【イシモチが２尾】上がりましたが、アジがなかなか釣れない。

アジがようやく釣れた。ビシ仕掛けの竿２本。サビキ仕掛け１本。さらに右手前の水色の竿でスズキ狙いの「アジの泳がせ」。４本も竿を出すのは、ちょっとやりすぎ？４本の竿尻は、自転車荷台用のゴムひもでしっかりと固定してあります。サバ、ソーダなどに大事な竿が、海中に持っていかれた悔しさから思いついた代物です。

アジを釣る竿は、いつも３本出します。ビシ２本、サビキ１本。サビキの方が調子いい時は、サビキ２、ビシ１に変えます。

干潮の１２時を過ぎてから、アジとイシモチが入れ喰い？

午前でアジ３尾、イシモチ２尾。ポイントの移動を考え、６枚目で釣っている「まるまつ丸」出艇の人のところへ行った。「どうですか？」と聞いたが「イシモチが一匹だけ、アジは全くダメ」。この一言で、最初のポイントでもう一度ネバルことに決めた。

入れ喰いとまでは言わないが、１２時をまわるとアジが釣れ出した。やっと「つ抜け」そしてイシモチも同じオキアミの「つけエサ」で喰ってきた。

Ｂ級釣り名人のイシモチの釣り方

「アオイソメ」を買って「胴突き仕掛け」でやった時もありました。しかし今は、アジと全く同じ仕掛けです。「ビジ仕掛け」でアミコマセ、つけエサはオキアミ。釣り方もアジと同じボートの揺れに任せた置き竿。

ただエサの急な動きに反応する性質のようで、時たまボートが強く揺れたり、コマセが切れた頃なので巻き上げようとした時など良く掛かってきます。アジ狙いがメインなので、イシモチを釣ろうと、竿の操作はしません。それでも過日イシモチだらの時もありました。

【アジを狙ったのにイシモチ！】狙いはアジですが、釣れた魚のほとんどがイシモチでクーラーが満タン。ビシ仕掛けのマキエはアミエビ、つけエサはオキアミです。釣り方はボートが揺れるままの置き竿。

沖上がり３時の風景

「乗合船・小川丸」が釣り人を乗せ、大津港の帰って行くところです。早い早い！

【大津の海から良く見える「猿島」】一度行ったことがあります。サルはいませんでした！

【航路を示す「黄ブイ」】港から真っ直ぐ沖に向かって左右に転々とあります。朝、昼、３時ごろ、大きな釣り船が行ったり来たりします。船の動きとこのブイを見ると、道路のない海ですが、どこが航路か良く分かります。※航路内でアンカーを下ろして釣るは、危険厳禁です。プロの漁船の方が「ここは船道（ふなみち）だゾ！」と大きな声を出します。

【コンブのお土産】石田ボートの若女将から、「ワカメでなくて、コンブです。一度茹でてから食べて。まだ若いから、やわらかい」と頂きました。※茹でたての「グリーン（緑）」、見たことも無いその色の鮮やかさに、ビックリしました。

最後に一言

今回、残念ながら「アジの泳がせ（ひらめ仕掛けを参照に！）」で狙い続けたスズキは、不発に終りました。産卵も終え、スズキがどこかに行ってしまった気がした。でも若女将の言うことには「昨日、そこまで来たのに最後にバシャと逃げられた人がいた」と言っていた。まだ大津にスズキは居る。