イシモチの「2枚おろし」&「味噌漬け」の作り方

塩焼き、ムニエル、フライなど淡白で美味しい「イシモチ」。そのイシモチの「2枚おろし」。そして大漁に釣れた時の「味噌漬け」の作り方を紹介します。「イシモチの味噌漬け」、炊き立てのご飯といただくと、最高に美味です。

先ずは、イシモチを2枚におろしてみよう

1つあると便利な「ウロコ取り器」。なければ包丁で、イシモチのウロコを取ります。

尾ビレの付け根から包丁を入れ、背骨に沿って(包丁の先で背骨を感じながら)頭の付け根まで切り込んでいく。※背骨から上の身に切り込みを入れる。下の腹の部分に包丁は入っていません。

  • 同じ尾ビレから包丁を入れ、半分残した腹側の身を切っていきます。アゴの付け根まで切っていく。
  • その後、エラのすぐ横の胸ビレから包丁を入れれば、半身が切り取れます。
  • 次に魚をひっくり返します。

  • 上の画像のように、エラのすぐ横の胸ビレから包丁を入れ、一気に切り落とします。
  • これで魚の「2枚おろし」が完成です。
  • 後は、2枚におろした魚を水洗いします。※特に、背骨の付いた方の「血合い(背骨に付いた赤黒い物)」を良く落とす。

水洗いした「イシモチの2枚おろし」。これに塩をふって焼いても旨そうです。

  • ザルにとって水を切る。
  • その後一枚一枚、切り身の両面に軽く塩をふる。※「軽(かるく)」はどれくらい?しめ鯖の時の塩より軽め?。パラパラという感じです。
  • このザルにボールをつけて、冷蔵庫に30分ほどいれる(余分な魚の水分がザルの下のボールに溜まります)。※この「塩ふり」を、省略した事もあります。それでも美味しい味噌漬けができます。しかし、「魚の味噌漬け」を調べると「この一手間が大切」とほとんどの方が言っております。

魚に漬ける「味噌ダレの作り方」

【材料と割合】味噌6+みりん2+酒2=10 ※目安です。

  • 味噌、みりん、酒をボールに入れ味噌を溶いていく。
  • 硬いようなら、さらに「みりんと酒」を加える。味噌ダレが、魚に塗りやすい程になるくらい。※甘酒などを使いジャブジャブにして漬けてしまう方法もあるようです。
  • なめて味見をする。※好みですので、甘めにしたければ砂糖。しょっぱ目にしたければ醤油を少し足す。

  • 味噌ダレを塗る。先ずは、切り身の片側だけ。※上の画像の味噌ダレの硬さ位が、塗りやすい。
  • 片面がぬれたら、もう一面は塗らずにタッパーなどの容器にいれてから・・・。

  • 味噌を塗った面を下向きにし置いて。そして上の画像のようにもう一方の面に味噌ダレを塗っていく。
  • ※両面塗ってからでもいいのでしょうが、味噌があっちこっちにくっ付いて、扱い難い。

  • さらに同じように、イシモチの数だけ重ねていき出来上がり。
  • タッパーの蓋をして冷蔵庫に保管。
  • 1日おけば、美味しい「イシモチの味噌漬け」の出来上がりです。

イシモチの味噌漬け。朝食、夕食の一品として美味です

簡単に言ってしまえば、魚を2枚におろして味噌に漬けるだけ。これだけで食事の美味しい一品が出来ます。1匹2匹だったら、本当に2枚におろし、甘めのみそを塗って冷蔵庫に1日置くだけで、いいのではないかなと思います。

夕食、朝食どちらにも合います。B級グルメとしては、「イシモチの味噌漬けに、玉子焼きと味噌汁」この組み合わせで、ご飯が食べたい。味噌は全部洗い流さないで、すこし残して焼いた物が好きです。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ