名栗川上流鮎釣り情報&釣り場紹介・2011鮎ホームグラウンド
ここ数年、名栗川のアユはさっぱりダメです。解禁日に釣り人は「解禁なのに釣れない!」と言って帰って行く。今年はどうなるのか。釣キチ先生のホームグラウンドなので気になります。2011年5月22日、川を見て回り「オトリ店」の方からも色々聞いてきました。その最新情報を報告します。
【釣り場案内図】 上の画像をクリックして見てください。原市場の石原橋~アユ釣り最上流の四海橋まで。この範囲を下見し、「オトリ店」さんにもアユのこと聞いてきました。石原橋~上流へと、途中寄り道しながら紹介していきます。
名栗のアユと川の下見、5月22日の様子
【石原橋のオトリ店白石園】(案内図A) 諸事情があるようで、店はまだ開いていませんでした。
【石原橋の下流】 稚アユいました。流れの穏やかな所で群れていました。アユの最盛期に、画像の上の瀬でアユ釣り師をよく見かける場所です。
【石原橋の上流】 大きな淵があります。その先には良さそうな瀬が見えます。更に上流にも良い瀬があります。
【湯の田】 以前は「オトリ」も置いていましたが、リニューアルしオトリは置いてません。女将さんと立ち話。オトリを扱っていたお爺ちゃん91歳。元気で下のバーベキュウ場の整備等しているそうです。土日のみ営業だそうです。釣り人駐車可、料金1000円。
【湯の田裏の瀬】 大きな淵に流れ込む瀬。下流も大きな石のある瀬があり、この辺りで一番いい場所かもしれません。オトリを扱わなくなったので、稚アユの放流は無いが大水でアユが降ってくれば、いい釣りになる場所です。
【レストラン・HAMA】 釣りと関係ありません。しかし美味しいレストランです。ステーキ丼やランチメニューが人気で、いつも賑わっています。※釣りキチ「大きな大きなカツカレー」が好きです。女性は「栗のプリンが絶品」と言います。
レストラン・HAMAの前の瀬、アユいるようであまりいません。さらに下のカーブした場所で入れ掛りの経験はあります。
【堺橋】 名栗川上流部のアユ釣りの中心地です。
バスで来る釣り師あまりいないと思いますが、久林と言うバス停があります。最近出来た立派な橋の袂にオトリ店があります。この先からは、旧名栗村。※橋を渡らず右に入ると、バス通りでもある旧街道です。
【オトリ店・八百藤】(案内図B)。 洗車していたご主人にアユ情報聞きました。先ずは「八百藤」と言う名前。元は八百屋さんだったから、だそうです。つい先日、3回目の放流があったそうです。入間漁協の方と一緒に放流したそうです。一回目の稚アユは大きいので15cm程になっている。気になる鵜の事を聞きました。捕まえているそうです。猟銃ではなく釣りで!針にハヤを付け、鵜を釣ってしまう。本当の話です。3羽程捕まえたそうで、まだ一羽いるそうです。
今年からは「群馬県産稚アユでなく、静岡県産にした」と言っていました。いつも橋の下に群れていると言うので一緒に見に行きました。
【堺橋の下流】 ヒモで吊るされているのは、小さな鯉のぼりです。下の瀬が一番人気の場所。瀬の下に淵があり、そこからアユが上ってくる瀬です。
【堺橋の上流】 左の道路がバス通りの旧街道。いい瀬だったのですが、新しい橋の工事で埋まってしまったのが残念です。稚アユの放流量は、この橋近辺が一番多い様です。
【開運橋とその上流】 いい瀬です。淵が浅くなって残念。
【諏訪橋とその上流】 入渓し難いのか。穴場的場所です。この橋を渡ると「下名栗諏訪神社」があります。この神社の「獅子舞」は見る価値アリです。朝から延々夕方まで行う舞で、最後の「白刃」が特に圧巻です。※祭りの前日も本番と同じようにやるのがスゴイ。
【名栗川橋】 美しい橋で、記憶に残ります。TVのサスペンス・ドラマでも何度か使われています。山深い村の「殺人事件」と言った感じで使われます。ここから東京まで車で10分です。本当に10分で、トンネルを一つ抜けると東京都青梅市成木に行けます。※アユではないがこの橋の下でヤマメよく釣れます。
【オトリ店・塩野誠】(案内図C) 名栗川橋(旧街道側)の袂にあるオトリ屋さんです。橋の近くで名栗の友だちに会い立ち話していたら、ご主人が出てこられました。色々鮎のこと教えていただきました。以下その話の要点。
- 鵜は、まだまだいる。宮沢湖に多くいて猟友会の方々の協力で対処している。
- 稚アユは、群馬県産から静岡県産に切り替えた。※八百藤さんも言ってました
- 最近の鮎の性質(タチ)が変わった。
- ダムの冷たい水が流されるとアユは下に降ってしまう。みんな連れ立って降る。
- 「原市場あたりですか?」に対して「もっと下」と言っていました。
- ダムの流れが合流する河又。そのダムの冷たい水が混じらない河又の更に上流、本流筋にも稚アユを放流する。※そのダムからの冷水を避けるためにです。
それでヤマメ釣りのような細い流れの「有馬橋」近辺に、長い竿持ったアユ釣師が集まったりするんだ・・・知らなかった事が、たくさん聞けました。
静岡県産稚アユVsダムの水&鵜、どうなるのか今年の名栗のアユ?
【四海橋の下流】 いい瀬です。この下に大淵あり。でもここは、まだダム(有馬渓谷)の冷たい水と本流の水が混じった流れです。どうなるのでしょうか、静岡県生まれのアユ。
最後に一言二言
今、ダムの水を少し流しています。そして梅雨前にはもっと流します。農業をやっている方は、水が欲しい時です。台風にも備えるダム。梅雨前には水はある程度流し、水量を減らし夏の台風にも備えて置かないとダメだ。
う~ん、どちらにも良い様にって難しい。「アユと鵜と水」誰にとっても良い方法、そこそこお互い寄りあって行くしかないのか?(※鳥を愛する人は、鵜を捕らえるなんて!と言うかもしれないし)難しいです。
2011名栗のアユどうなりますか?その昔、場所取りで前日から賑わい、10月まで多くのアユ釣りファンで楽しんだ名栗川。美味しさが違います。まだまだ、水が綺麗な川です。サケ科ともキュウリウオ科とも言われるアユ。キュウリの香り一杯の名栗のアユが、再び戻ってくることを願っています(※名栗川が好きで住みだしたB級釣り名人ですので)。
5年前から夏になると名栗川に遊びに子供を連れていってます。
ぼくは岐阜県の高原川/蒲田川がある温泉地に生まれ育ちました。
駆け足で1分。
小学生の頃からアユ掛け、ヤマメ、イワナ、アマゴ釣り、ニジマス釣り大会と、暇さえあれば行ってるくらいでした。
今は埼玉。名栗川の存在を知り、割と手軽に行けるのでお気に入りの場所になりました。蛍も楽しみです。
実はまだ釣りデビューしてませんが。。。
釣りキチ先生のブログ、楽しいです。
naokitanimuraさんへ
はじめまして。
>小学生の頃からアユ掛け、ヤマメ、イワナ、アマゴ釣り、ニジマス釣り大会と、
>暇さえあれば行ってるくらいでした。
スゴイ環境のところで育ったんですネ(うらやましい)
高原川、調べてしまいました。
>飛騨市北端の富山県境で宮川に合流、神通川となって日本海に注ぐ
こんなスゴイ川を知っている人じゃ、
名栗川じゃあ、釣る気分にならないのでは?
>蛍も楽しみです。
います、います。梅雨が明けそうな生暖かい夜に
今年はどうか、いっぱい飛んでくれるといいんですが・・・
>釣りキチ先生のブログ、楽しいです。
ありがとうございます。
骨休め、気分転換。
その他モロモロで覗いてもらえると幸いです。
B級釣り名人より
PS. 「炭谷入り」名栗川の小さな支流ですが、
沢沿い歩いてみるといいです。お勧めの穴場。
先生へ
土曜日はありがとうございました。
どの写真を見ても、「うん あそこか!」とわかるようになった
名栗川大好き人間の私。
治水・ダム、魚たちと鳥たち・・・たしかに微妙なバランスです。
川を愛でる気持ち、自然と触れ合う体験をもつことで、この微妙なバランスが、どちらか一方に偏らない考え方を育てるのではないかと思います。
鮎解禁前に、今度は下流から少しのんびり川歩き気分で遡行してみようかなぁ と思っています。
(湯の田下からダム下まで ちょっと長いですが・・)
では、また
こんたさんへ
共存、共感「他者優先&自分ありき」の世界が
そこまで来ているような気がします。
Happy X’mas( War is over) ジョンレノンの歌です。
>湯の田下からダム下まで ちょっと長いですが・・
ほんとですか。湯の田は原市場ですよ。
ありえない長さです。
まさかの選択(面白い選択!)
テンカラ恐るべしです。
※いっそ永田から、飯能市主催「2ディズ・マーチ」Fコースはどうでしょうか。
無責任なエサ釣り師より
先生へ
おはようございます。
週末は天気があまり良くないようですね。
入渓自体も天候次第ですが、
雨量(水量)を考えるとダム下の長距離遡行より
もしかすると、数年ぶりの炭谷入りにするかも・・。
名栗に入渓しだした最初の頃入ったきりで、
先日のいろいろなお話しとコメントのPS読んで、
思わずどんな状態になっているかと気になりました。
今日なら 釣れそう! すぐにでもいきたいです。
では また
こんたさんへ
こんにちは。
ただ今、「神流川」から帰って来たところです。
そのつり行はブログ載せますので、是非読んで下さい。
>もしかすると、数年ぶりの炭谷入りにするかも・・。
>名栗に入渓しだした最初の頃入ったきりで、
う~ん、これでまた雨降れば、水量増えると思います。
何といいましょうか、テンカラ提灯でやるんですか。
増水した時、数回入った「炭谷入り」
とにかく綺麗です。増水時でも澄んでいます。
※本流との合流地点から入って、1尾ヤマメ釣っただけです。
ヤマメ、イワナ居るとも何ともいえません。
釣り人も人も滅多に入らない「炭谷入り」です。
挑戦してみますか?※釣れなくてもその景色絶品です。
たまに「美しい炭谷入り」を思い出し、
竿は出さず景色を堪能する釣りキチより
先生へ
神流川行かれたのですね!
楽しみにしています。
炭谷入り 写真ありがとうございます。
過去2回入りましたが、その当時は腕も未熟で釣れず・・。
でも魚影は見ました。
景観いいですよね。確かに
雨が本降りになってなければ
支流散策がてらで、入ります。
では また!(^^)!
こんたさんへ
>雨が本降りになってなければ
>支流散策がてらで、入ります。
釣っても釣ら無くても入る価値アリです。
「炭谷入り」ブログで紹介しようと
思った事もありましたが止めました。
知る人ぞ知る場所なので、
其のままにしておいた方が良いと感じて
特に雨上がりの「炭谷入り」は、桃源郷です。
※ヤマメorイワナ居るのかどうか知りたくもあります。
炭谷入り大すき人間より
釣キチ先生、はじめまして。
私は横浜から6年ほど前に浦和に移転し、そうです、そういえば先生が幼少期に釣りをされたとおっしゃる「別所沼」近くに住んでおります。
そんな自分がさいたま市から行きやすい釣り場を求めて、名栗川、高麗川、芦ヶ久保川などの検索から先生のブログにたどり着かせて頂きました。
2〜3年前から、そちら方面へぽつぽつと足を運ぶのですが、新参者には車をどこに停めたらよいのかさへ迷い、結局は限定された場所での入渓となっているしだいであります。
そんなおりに、先生のブログは写真あり現地の最新情報がつぶさに分かり、大変興味深く、さらに参考にさせて頂いております。
「別所沼」という文字を目にし、ついお便りしてみたくなってしまいました。
今後も楽しく拝見させて頂きます。
ありがとうございました。
いその やまめ (一時定年まであと3年、田舎暮らしに憧れます)
いそのやまめ、さんへ
>横浜から6年ほど前に浦和に移転
浦和から名栗に転居。浦和が取り持つ縁ですかね。
>車をどこに停めたらよいのかさへ迷い、
>結局は限定された場所での入渓となっているしだいであります。
ですよね。でもでも探すとあります。
どうぞ、ここへという場所が必ずあります。
名栗川、見捨てないでください。山女います。
釣り人少なく、穴場中の穴場ですので。
コメントありがとうございました。
名栗川を守る会会員、釣りキチより
先生へ
明日は、大鳩園の先から入ろうと思います。
雨の心配もないようですし、
またご報告します。
いそのやまめ様
名栗でお会いするかもしれませんね。
土日でテンカラやっている人いたら、私の可能性
非常に高いです。
では また
大塚こんたさんへ
いそのやまめ様、こんた様&B級釣り名人。
いつか名栗で会えるといいな~と思います。
B級釣り名人宅。いつもオープン・ハウスです。
名栗のおいしい水飲み放題ですので。
いつか、きっと会えると念じております。
先生、こんた様
コメントをありがとうございました。
新参者にはちょっぴり心細い名栗川でしたが、
お二人の温かみにふれさせていただき嬉しく思います。
どこかで、お二人も
そんな想いでまた名栗へ行かせていただきます。
「いそのやまめ」さんへ
6月11日名栗の鮎解禁され、今日気になり見てきました。
名栗の鮎を心から愛している方と話ができました。
ここ数年、解禁日でも鮎釣れない川。
まだ小さいけど、今年はいるそうです。
7月ごろには、釣って手ごたえのある鮎に
育つことを見守りたいと思います。
海5、鮎3、山女2、位の釣りになると思いますが
B級釣り名人も山女の仲間に入れて置いて下さい。
今は鮎が気になる釣り師より
先生へ
大鳩園先、いい渓相ですね。
しかし、遡行にはなかなか慎重にならないと
ちょっと足元怖いです。よじ登ったりがしんどく。
2匹あげて、いつもルートにもどりました。
鮎解禁でしたから、先行者4名いました・・。
やはり、喰い悪く 追加二匹で引き揚げです。
とある場所で、ごつい奴いました!尺確実に上です。
毛鉤すぐ近くまで・・来たっ と 思ったら
プぃ とそっぽ向いて、それ以降は無理でした。
リベンジ!
では また
by:こんた
大塚こんたさんへ
>とある場所で、ごつい奴いました!尺確実に上です。
確実にいます。どこまで上ったか分かりませんが、
尺の山女います。そして岩魚もいます。
水量の多いときチャンスです。
にごり、すぐ消える沢です。
尺が釣れた画像を是非!
B級釣り名人より