器具を使わない、アユの3本イカリの簡単な作り方
アユの仕掛け「3本イカリ」市販で売っていますが、簡単に作れます。針の号数や形そしてハリス等、色々自己流で組み合わせるのも楽しいです。うん千円出せば「仕掛け作り」用の器具も売っていますが、無くても出来ます。では、その簡単な3本イカリの作り方を説明していきます。
3本イカリ作りで用意するものは何か
- 耳なしのアユ針(この時季7.5号が中心)。
- ハリス、1.5~2号程のナイロンかフロロを10㎝程に切る。※絡みやすいナイロンを多用。
- ミシン糸(60番)。普通の布を縫う太さで色は好み。※B級釣り名人は、茶色を使用。
- カッター。瞬間接着剤(浸透性のもの)。ゼリー状のものは、中まで浸透せず針が固定しない。
針にハリスを沿え、3本イカリを巻く
【人差し指と親指で、針&ハリスをつまむ】 ハリスは針から1㎝程出す。※すっぽ抜けないよう、そこにコブを作る人も居る。
【2本の糸を張ったまま荒巻】 糸は2本とも張ったまま荒く4、5回矢印の方向に向かって巻く。※長いほうの糸は、太腿の下で押させえれば、ぴんと張はれる。
【次はふところに向かって丁寧に巻く】 糸は2本ともピント張ったまま、荒巻ではなく15回程巻く。
【輪を作り針に通す】 巻いていた糸にヨリをかけ、「輪」を作る。その輪を上の針に通す。そして付け根の所でしっかりと閉める。※これで糸はもう緩まない。
【余分な糸を切る】 カッターで余分な2本を元の所で切る。
【3本の針をバランスよく整え接着剤で止める】 針の尻の方から見て3等分になっているか調整。良ければ、浸透性の瞬間接着剤で固定。※ゼリー状はダメ。浸透性がよいもの。釣具店で売っている1個105円の物、ジョイフル・エースが意外といい。巻いた糸にスーッと浸透してしっかりと固定できる。
あると便利な小物、それは磁石です
【磁石と釣り針】 アユやヤマメの仕掛け作りの時、使っています。針が無くならない。針も取りやすい。いらなくなったコンポのスピーカーについていた物です。針があっちこっちに散らからない。わざわざ買うほどではありませんが、あると便利です。
最後に一言
釣り始めの頃は、仕掛けは買うものと思っていましたが、作ってみると意外と簡単です。市販品を買うより安あがりです。自分で作った「3本イカリ」でアユが掛かると、一層嬉しいものです。
タグ:アユ
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