しめ鯖の作り方(釣ったサバを極上に仕上げる「活〆サバ」)

昨日手漕ぎボートで釣った大津の大サバを「しめ鯖」にしました。その釣ったサバをしめ鯖にする方法を紹介します。大きなサバ釣れたら、作ってみてください。それまで食べた市販のしめ鯖とは、まるで別物です。しめ鯖の概念が変わります。「お金払ってもいいから、また釣って作って欲しい」と言う友人も居るほどです。では、その「しめ鯖のレシピ」を紹介していきます。

サバは鮮度だ第一、釣れたら即〆る

【40㎝のマサバ】 サバの生きグサレと言われるくらい「足が早い青物」です。釣ったら即〆ます。肛門からハサミをいれ腹を裂く。内臓、エラを取り血合も綺麗に海水で洗って、冷えたクーラーボックスに収める。そして冷え冷えで鮮度を保ち持ち帰る。※このサバは刺身でも食べられる。

しめ鯖、まずは三枚におろし腹骨も取っておく

【三枚におろしたサバ】         【腹骨も取った切り身】

  • 三枚おろし。色々な三枚おろしの方法がありますが、魚をおろす基本の一つ。是非覚えよう。
  • 腹骨とうす皮も、包丁で取りのぞきます。
  • サバの表面の薄皮と血合の小骨は、酢につけた後で取り除きますので、ここでは取らない。

塩をふり1時間程冷蔵庫でねかし、表面の水分を拭き取る

【塩をふったサバ】              【水洗いし水分を拭き取る】

  • 塩はかなり強めにふります。片面だけでなく両面に塩をふります。「強め」ってどれくらい?塩焼きと同じくらいの強さです。薄めだと、しまりの無い「しめ鯖」になる。※しめ鯖は酢で〆るのではなく、塩の具合でサバの身がシマル。
  • プラスチック容器などに入れ、冷蔵庫で1時間以上は「ねかす」。※サバから水分が出てきます。
  • ねかした後、軽く表面の塩分を水で流し、キッチンペーパーなどで水分を拭き取る。

甘酢に漬ける、そして薄皮を剥ぎ小骨を抜けば出来上がり

【漬け汁は酢&砂糖】          【プラスチック容器に入れ漬け込む】

  • 酢200ccに対し砂糖大さじ1.5の甘酢。甘酢は本来もっと多く、ひたひたになるくらいがベター。だが、もったいないので少なめ。途中でサバを反転させれば少ない酢の量ですみます。
  • 蓋つきの容器に入れ、半日~3日程冷蔵庫で漬け込む。牛肉で言えば、半日は「レアー」。1~2日「ミディアム」。3日以上、「ウエルダン」といった漬かり具合になります。

【血合の小骨を抜く】            【薄皮をむく】

  • 血合の小骨は酢に漬ける前に抜いてもいいが、漬けた後の方が抜きやすい。
  • サバの薄皮、酢に漬けた後は簡単に剥がれます。

最後に「活〆サバ」を食した感想一言

妻「美味しい!」、B級つり名人「旨い!」・・・ 朝の9時に漬け、その日の夕食で食べたレアーのしめ鯖です。「活〆サバ」と勝手に命名。しめ鯖の刺身です。極上の味でした。一日酢につけた後の、ミディアムも好きです。3日も漬けると、スーパーでよく見かける芯まで白くなったしめ鯖です。好みですので、色々な漬け具合のしめ鯖を楽しめます。自家製ならではの贅沢です。

この脂の乗った40㎝級の大サバが今、三浦半島の手漕ぎボート釣りで釣れるんです。また石田ボートへこの大サバ釣りに行かなくちゃ、と思う釣りバカです。

コメント

  1. 大塚こんた より:

    先生へ

    おはようございます。

    じ 実は 〆サバ、私 大好物でして・・。
    お おいしそう です。

    朝から酒の肴のことが頭の中に・・・
    こんた

    • B級釣り名人 より:

      こんたさんへ

      〆サバ大好物でしたか。そうですかあ。
      旨かったです。日本酒でつまみたい所ですが
      いつものように焼酎のウーロン茶割りでつまんだ。

      ちょうど〆サバが合って、名栗に立ち寄った
      そんな機会があれば、お土産にどうぞ献上したい代物です。
      ※とにかく、一言でいって「大津産〆サバ、旨い!」

            食べたくて魚を釣る釣り師より

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