8月真夏の名栗川鮎釣り情報、2011

8月11日(木)。久しぶりに名栗川で鮎釣りをしました。釣果は、3尾です。えッ3尾とか言わないでください(2尾はオトリ)。18㎝~20㎝とだいぶ成長したりっぱな鮎です。「掛かった!」と実感できる大きさになってきました。では、その釣果3尾、それでも嬉しい鮎釣りを詳しく紹介していきます。

朝8時、下見そしてオトリ店「八百藤へ」

八百藤(おとり店)】          【堺橋下流の鮎釣り常連さん】

有馬橋近くの川又の自宅から車で2分で「八百藤(おとり店)」に着きます。その途中、横目で川を見ながら釣り人が入っていないかのチェック。「新四海橋」~「堺橋」の間が、名栗の鮎釣りの中心部です。朝の8時。鮎を釣っている人誰も居ません。この堺橋の袂にある「八百藤」に来て、ようやく一人釣り人がいました。

「もうすぐ、新しいオトリが来るから待つ?」と言われて、オトリ店のご主人と、しばし堺橋の上から見物しました。右上の画像の方、八百藤の常連さんでかなりの名人だそうです。「いい時は30釣っていく」んだそうです。入る場所はいつも決まった右上の画像の場所。10分程の間に、2尾掛けていました。掛けてからの取り込みも、静かに引き抜いていました。名人です。

到着したての新しいオトリを2尾買い、「さつき」前の駐車場へ

【「さつき」前に駐車】        【川遊び&BBQができる「さつき」】

この「さつき」の反対側の場所に車4、5台駐車できるスペースがありあます。午後は木陰となり、よく車の中で休憩を取っている人見かけます。「さつき」は、まだ9時前ガランとしていますが、10時ともなれば大賑わいとなってきます。ここから上に向かって徒歩1分で小さな橋がある。そこから簡単に川原に降りられる。※「さつき」と「名栗川橋」の中間地点。

小さな橋上の瀬そして「竹薮前」へ移動、やっとアユが掛かった!

【竹薮前の下流】             【竹薮前の上流】

左の画像の下流の瀬で1時間ほど釣ってみたのですが、ダメでした。「竹薮前の瀬」とその上流。この辺りで一番好きな場所です。それにしても釣り人いません・・・。そしてこの水量の多さ。真夏の渇水期、こんな夏もめずらしい。

【竹薮前の流れ】              【掛けたアユ18cm】

「グン!」と目印が動いて、結構引っ張られました。うれしい1尾です。なんかキラキラやりだしたなと見えた、その辺りにオトリを泳がせた途端に来ました。相模川もダメ、そして遠征した狩野川もダメ、やっと今年初のアユらしい鮎です。そしてこの鮎に変えて泳がせ2尾目18cm。その2尾目の鮎を使って3尾目20cmと、けっこういい感じで釣れました。同じこの場所の10メートル前後で釣れました。3尾目以降ちょっと追いが遠のいた。

【骨董品?ダイワのオトリ缶】        【あんま釣り師】

  • 左の画像、30年は使っているダイワのオトリ缶です。丈夫です、一生物。プラスチィックが劣化しない。細部の部品ステン、錆びない。
  • 右の画像、「あんま釣り」をしてる方。この日会った唯一の釣り人。上から下ってきて、私の釣っている場所は避けて通り、その下でまた釣り始めた。相当なれた方です。次々とハヤを釣っていました。※「あんま釣り」、忘れていた釣りです。なかなか渋い釣り、いい釣り人を見ました。

12時過ぎ雷と雨で自宅に戻る・・・。

【玄関は物干し場】             【帰ってきたら晴れ】

また、すぐ鮎釣りに行こうと思えば行けます。鮎をオトリ缶に活けて置いておけばいい。「捕らぬ狸の皮算用」ですが、釣れた鮎で、竹薮上に移動や下の瀬でリベンジしたりすれば「つ抜け(10尾)」は、出来そうです。でも、いい。こんな感じが良くて、名栗に居を構えたのです。家を買った当時は、「バカ長」を玄関で履いてヤマメ釣りに出かけた。歩いて1分で名栗川。それが夢だった。今日、久しぶりに名栗に住んだ実感を、再び味わえた名栗川3尾の鮎釣りでした。

最後に、さらなる8月からの名栗川鮎釣り情報

  • 解禁前から気になっていた名栗の鮎、順調に育っています。平均18cm~20㎝。「大きいのは25cmも釣れた」(八百藤ご主人情報)。
  • 今年の関東地方の雨の多過ぎる夏。小さな名栗川にはもってこいの雨量です。8月11日現在。水量、水質、垢つき、良好です。※例年だと渇水、垢グサレが当たり前。
  • 原市場地区在中の鮎釣り名人からの情報。「原市場ダメ。私でも、鮎を探して拾い釣りで数匹。普通の人じゃ釣れない」、 「昔の名栗は解禁で釣り切ってお終りだったけど、この頃は解禁は釣れない。8月から釣れ出す。去年も8月から良かった」。
  • そう言えば、9月に堺橋を渡る時、いつもイスに座って鮎を釣っている人が居た。今思えば、八百藤のご主人だ。釣れてたんですネ。それもかなりデカイ鮎が・・・知らなかった。
  • ことわっておきますが、名栗川に鮎がウジャウジャ居る訳ではありません。でも8月からいいことは、分かってきました。※鮎釣り忘れられそうな川、釣り人少ない名栗川。8月からがある意味で本番。そんな名栗川の鮎釣り情報です。

コメント

  1. 大塚こんた より:

    先生へ

    おはようございます。
    昨日、お休みとったので、ちょうど20回目の名栗入りました。

    先週よりは水も少なくなり、遡行しやすく。
    お盆休みですねぇ。各キャンプ・バーベキュー場 
    車いっぱい、人いっぱい。川遊びする子供達。

    釣果は12匹 人の多いこの期間にしてはなかなかでした。
    15cm以下のかわいいサイズばかりでしたが、楽しめました。

    帰りがけ、遠目に、こもの橋~中学校手前 釣り人いまして
    雰囲気先生に似ていましたが、、ちがいますよね。

    お盆過ぎたらほとんど釣り人もみかけなくなり
    これからが、釣果もあがり、さらに楽しくなります。

    また うかがいますね。

    では では
     こんた

    • B級釣り名人 より:

      こんたさんへ

      >釣果は12匹 人の多いこの期間にしてはなかなかでした。
      >15cm以下のかわいいサイズばかりでしたが、楽しめました。

      完璧の「つ抜け」ですね。真夏の名栗川で12尾。これ難しいです。

      >帰りがけ、遠目に、こもの橋~中学校手前 釣り人いまして
      >雰囲気先生に似ていましたが、、ちがいますよね。

      私かも?いえいえ、違います。
      なぜならば、15日は相模で鮎を釣っていた。
      帰ってきたのが6時半。アリバイありますので・・・。

      PS 是非是非寄ってください。いる時はいます。ジムニーが庭先にあれば
        100パーいます。名栗の冷たい水飲み放題です。  

                今、相模の鮎に燃えている釣り師より

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