ボートのアジ仕掛け3つ紹介・ビシ、サビキ&胴突き仕掛け?
海のボート釣り。アジはどんな仕掛けで釣れるんでしょうか。サビキ、ビシ、胴突き大きく言ってこの3つの仕掛けがあります。アジが釣りたくて三浦半島大津港の石田ボートに通いだして10年余り。私(B級釣り名人)の今使ってい仕掛け3種を紹介していきます。
その1「サビキし掛け」アジ釣りの定番
【市販サビキし掛け】 【サニーカゴA&オモリ30号】
- 「市販のサビキし掛け」。針10号、枝ス3号です。仕掛けが3組入って298円。サビキを本格的に研究している人は、サビキの皮がスキン、サバ皮、ハゲ皮、ハモ皮、何がいいのか。スキンの色もピンく、ブルー、白等、潮の濁り具合や天候で何がいいとか研究している。それ程深いサビキですが、私(B級釣り師)がボート釣りで使っているのは、市販の安いサビキです。ただ買うとき注意しているのは、枝スが3号以上のもの選びます。枝ス3号以上で安売りしているもの、買い置きしておく。枝ス1.5号程だと、大津の夏の大サバなどが掛かるとすぐ切れてしまう。上の画像のサビキは、たまたま色がピンクですが、グリーン、ホワイトと色々混じった物を買うときもあり。※消耗品なので安くて枝スの太い物、針は10号程度です。
- 「サニーカゴA」。アミコマセはこのサニーカゴAを使っている。大きさ、そしてコマセを撒く量も調整できて使いやすい。他のコマセカゴも色々使いましたが、サニーカゴが丈夫で使い勝手がいい。大きさはAです。FLだとちょと大きすぎ。Mだとちょっと小さい。そしてオモリは30号。大津の潮の流れにあった重さです。30号より軽いとアジが横走りし他の竿の仕掛けとお祭りする。
サビキし掛け、アジ釣りの優れものです。エサ付けが必要ない。アジの群れが廻ってきた時、針数が多いので、ダブル、トリプルと掛かったりする。唯一の欠点は、バレやすい。枝スが短い為か、掛かったアジが外れやすい。
その2「ビシ釣り仕掛け」は釣り味が最高&思はぬ大物も!
- ビシと天秤は、ヤマシタライトビシ(アミ用)30号。そしてヤマシタライト天秤25cm。この組み合わせがベスト。
- 「クッションゴム、1.5mm×30㎝」を天秤に付けます。クッションゴムを付けない方が、引きがモロに伝わってきて良いと言う人も居ます。しかし、絡み防止と大物が掛かった時を考えてクッションゴムを使っています。
ビシ仕掛けのハリスと針は・・・。
【ナイロン銀鱗3号】 【ハヤブサ・金チヌ4号】
- アジのハリス。普通は1.5~2号のフロロだと思います。B級釣り名人がたどり着いた糸は「ナイロン銀鱗3号」です。安い、3号だと絡みが少ない。そして大津でたまに食いつく「50cm級の黒鯛」にも対処できる。3号あれば大物にも切られないで上げられる。※ハリスが太くてもアジの食いが落ちるとは、考えられない。細い方が釣れるとも言えないので。
- 針はチヌ4号の2本針。アジのビシ釣りと言えば、ムツ針が定番ですが、なぜかチヌ針になった。付けエサがオキアミを多く使うので、ムツだとオキアミが付けにくい。そしてムツは大物が掛かると折れる事あり。オキアミが付けやすく、どんな大物でも折れないチヌ針の4号です。※3本針仕掛けも試しましたが、絡まりやすく針が多いから多く釣れる訳ではない。2本がベストかと思う。
この糸と針で長さ1.7mの2本針仕掛けを作ります。クッションゴムの30㎝を付け足しと全長2mとなります。このビシ仕掛けを、大津港の手漕ぎボート釣りのメイン仕掛けで使っている。※このビシ仕掛け。アジ以外にイシモチ、カサゴ、キス(?)、サバ、そして時には大物黒鯛&ワラサ等、何が釣れるか分からない。ハマルと止まらない仕掛けです。
その3「胴突き仕掛け」のアジ釣り?
【アジの胴突き仕掛け】
- 大津港の「さかやボート」の常連さんが良く使っている仕掛けです。その方のパクリです。サビキし掛けにしては、エサが付いているなと思って見ていました。その常連さん針は4本以上付けています。私は4本で試しています。ハリスと針はビシ仕掛けと同じ。銀鱗3号とチヌ針4号。そして小さいトリプルサルカンを使用。枝スは25cmにし全長1.5m程に仕上げる。上の画像の今回の胴突き仕掛けは、珍しくムツ針を使ってみました(ムツ針は余り使わなく、賞味期限切れ?になりそうなので)。
- 付けエサは、オキアミが基本で使っていますが、青イソを付けたり、釣れたシコイワシを付けたり色々試しています。意外とこの仕掛けが良くて、サビキよりもビシよりもアジが釣れること良くあります。
- コマセガが少なくなって来た時、撒き餌を詰めるサニービシを外す。そしてエサを付けただけの胴突き掛けで置き竿にする。それでも、アジ掛かって来ます。そんな使い方も出来ます。※コマセを詰めたビシ竿は1本出し、コマセでアジは寄せています。コマセガ少なくなって来た時の2本竿のエコ釣りです。
- 枝ス25cmあるので、掛かったアジがサビキみたいに簡単に外れたりしないという利点もあり。アジ釣りにかなり適した仕掛けだと思います。※今この「胴突き仕掛けのアジ釣り」、試行錯誤中です。
- アジが掛かると、ビシ仕掛けの「キューキュー」と言う引きでなく、「ガタガタガタ!」と竿が鳴るので、ちょっとビックリします。
2つの仕掛けは、トレーに巻いて保管
【ビシ仕掛け保管】 【胴突き仕掛け保管】
スーパーで刺身などが入っている「トレー」。このトレー、便利です。ハサミで好きな大きさに切り取り、四隅と真ん中に少し切り込みを入れる。そこに作った仕掛けや、使った仕掛けを巻きつける。こうして釣り開始まで保管して置く。
はじめまして、ブライアンと申します。
まるで一緒に釣行に行っているかのような釣りキチ先生のブログに、毎回食い入るように見入ってしまいます。
今回の記事を見て、生まれて初めてハリスと針を買い自分で仕掛けを作ってみました。
失敗すること数回、なんとか形に?なったビシ仕掛けが出来たのですが、魚を掛けてみないとなんともです(^_^;)
これからもちょくちょく拝見させてください。
よろしくお願いします。
ブライアンさんへ
>まるで一緒に釣行に行っているかのような釣りキチ先生のブログに、
>毎回食い入るように見入ってしまいます
嬉しいコメント、ありがとうございます。
ビシ仕掛け、作ってしまったのですネ。
針の「外掛け結び」に慣れて来ると、ボートの上でも作れます。
何よりも好きな針と糸の組み合わせが、自由自在がいいです。
チヌ針4号、ハリス3号のビシ仕掛け売ってないです。
でも、そうしたい。それが出来ます。
色々試すのも面白いです。
自作の仕掛けで釣れたら、また是非コメントをください。
PS 石田ボート、来週あたり行きそうです。
狙いは「ヤマダ電機前(沖)」かな?