B級釣り名人・自作ワカサギ竿作り方紹介
初めに断って置きます。市販のワカサギ竿では物足りず、より気に入った物を作る。そんな究極の竿ではない。市販の竿が「高い!」ので、自分で安い竿を作り出した。そんな代物です。でもこれで結構ワカサギが釣れるんです。気に入っています。では、ではその安上がりな「ボート用ワカサギ竿」の作り方を紹介ししていきます。
自作ワカサギ竿の完成品から見てください
【全長1mのワカサギ竿】 【1gのオモリのシナリ具合】
ボート釣りが好きなので1mのワカサギ竿です。氷の上での穴釣りやドーム船などで使う短い竿ではありません。竿先のシナリが気になるワカサギ釣り。1gの軽いオモリでやや弓なりになる調子がベストです。
グリップ部の製作
【箒の柄グリップ】 【布袋竹グリップ】
- グリップ部は、木製であればなんでもいい。壊れた箒の柄、近くの河原に生えている布袋竹など、探すと意外と使える物がそこいらに転がっています(捨てられている?)。ちょうど握りやすい丸い棒状の物。※ホームセンターで丸棒を買うもOKですが。
- その丸棒を20cmほどに切る。
- 糸巻き部としてベストだったのは、竹の箸です。先の折れた箸、もうどう見ても使わない古い箸、台所を探すとあります。
- その竹箸を2cm程の長さで切り、1cm程丸棒に埋め込む。(穴はドリルであける。なければキリやマイナスドライバー等使って。そして、ゼリー状の瞬間接着剤を付けトンカチなどで、1cm程埋め込む。※ゼリー状の瞬間接着剤、ホームセンターや百均で売っています。
※上の画像のグリップ、一応ニスを塗りました。
グリップに付ける穂先の製作
【穂先にガイドを付ける】 【ガイド「ステン針金#24】
- グラス製穂先を購入する。長さ80㎝~90㎝程。太さ元0.4㎝~0.6ミリ程。600円~700円程で売られている。ちなみに画像の穂先は上州屋で購入。
- ステンレス針金№24。百均で購入した。
ステン針金でガイドを作る
【丸箸に2重巻き】 【ペンチで切る】
- 丸箸に二巻きする。小さい目のガイドは箸の先の細い部分を使って巻く。
- 丸箸から外して、ペンチで切る。0.5㎝程の足が付くように切ります。
- 切ったらペンチで形を整える。
この「自作ガイド」覚えたらたまりません。色々使えます。釣具店で「えッ、ガイドってこんな高いの!」、そのビックリする値段のガイドが、105円で好きなだけ作れます。※大事な点、ステンレスの針金です「ステン」です!
作ったガイドを穂先に取り付ける
【ガイド6~7個付ける】
- ガイドを取り付ける位置を、マジックで印を付けておく。
- 穂先にガイドを沿え、糸で巻いていく。※糸の色は、赤など見えやすいもの。
- 浸透性の瞬間接着剤で固定する。※「浸透性」の接着剤でないとガイドがしっかり固定しない。
※6個のガイドの位置が一直線になるように、接着する前に確かめながら一つ一つ固定する。
最後は「グリップ部」と「穂先」の接続です
【グリップと穂先の接続】
- グリップ部に穴を開ける。ドリルやキリ&マイナスドライバー等で2㎝程。
- グリップ部にあけた穴に穂先を差し込む。穂先の差し込む部分にゼリー状の瞬間接着剤を付け差し込む。
もし穴が大きすぎたら、グラス穂先の元に糸を巻きつけたりして差し込む部分を太くする。どうにでも修正できます。※接着したら、もう動きませんからガイドの向きと糸巻きの向きを間違いないように。
リール付きのワカサギ竿にしたい時は?
【リールシート小】 【グリップに取り付ける】
グリップ部に「リールシート」を糸で巻きつける。そして瞬間接着剤で固定する。リール付きのワカサギ竿は全長1.3メートルと長めです。その長さの細いグラス穂先売られていない。「金魚竿」だったと思います。「これ使える」と思い、購入し改造しました。※穂先の調子が固いので、ヤスリで削って細くした。
最後に一言二言
- 先ず「自作ワカサギ竿1号」を作ってみる。
- 実際使うと、「ここはもっとこうしたい」と言う点がでてくる。
- 2号、3号あたりでようやく納得の竿になります。
タグ:ワカサギ
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