ワカサギ・相模湖「天狗岩」のボート釣り紹介

日蓮大橋から見た「天狗岩」。５、６年前でしょうか、ワカサギが釣りたくて初めて「天狗岩」に行ったのは？余りにもアバウトで、どうしたらいいのか分からず、常連客の動きを食い入るに見て真似しました。誰が釣り人で、誰がボート屋さんなのか、全く分からず。常連さんは、受付前に好きな舟を選び釣り具を舟に積み込んでいた。そんなアバウトな相模湖の「天狗岩」を紹介して行きます。

「天狗岩」の駐車、受付など出船前はどうするの？

　　　　【ボート（和船）・ドーム船乗り場】

1. 「駐車場」。慣れた人は、この湖の岸にあるＰスペースに停めます。２０台程停められる。降りていく坂が急坂で普通車だとちょっと怖い。上の道路にある店前も４、５台停められる。
2. 「ボートの受付時間」。夜明け、明るくなったらが基本です。正確には「天狗岩」のご主人が来た時。
3. 「どのボートに乗れば良いのか」。どれでもよい。受付（ご主人が来る）前から、常連さん達は思い思いの和船に、お店のゴザやイス（ビール瓶ケース）やバケツなど積み込んでいる。
4. 「受付」。ご主人に「ボート、ワカサギ、一人」とか言う。そして３０００円支払う。エサはもちろん持参してもいいが、「赤虫１つ」とか「ラビットと赤虫」とか言えば受付しながら買える。
5. 出艇（曳航）まで時間がある。周りを見物していてもいいが、この待っている時間を使って、仕掛けやその他釣りの準備を舟の中でやったりする。

曳航そしてワカサギ釣りポイントへ

　【曳航する船外機】　　　　　　　　　　　【数珠つながりでポイントへ】

• ポイントは「ご主人」任せです。一番釣れそうなポイントへ引いていかれる。
• 魚探を見続けているご主人から「アンカー下ろして」とか言われたら、和船のアンカーを湖にジャボンと落とす。慣れた釣り人には、目線で「いいよ（アンカーン）」と言ってきます。
• 置かれた場所がその日の釣り場所。オールはない。アンカーを少し引いたりして置かれた場所を数メーター移動する位。

※色々な場所に置かれた釣り客を見て、余りにも釣れない場所があると「どう、移動する？」とか言って場所移動もしてくれる。

小用や上がりたい時は？

• 廻って来た天狗岩の船外機を見つけたら、「手を上げる」「手をふる」こんな方法で呼ぶ。これが一番早い。
• あるいは、携帯で天狗岩に電話を入れる。「どこ？」と聞かれる。「相模湖」意味なし、「ボートの上」意味なし。「何色の橋が見える？」とか聞かれる。そして直ぐには来てくれないが、必ず船外機が迎えに来る。※「どこ？」と聞かれて「大曲（おおまがり）」とか答えればもう常連。

相模湖「天狗岩」でのワカサギ竿は？

　　　【１．５ｍリール竿】　　　　　　　　　　　　　【１ｍ手竿】

相模湖のワカサギ釣り。天狗岩に行く前は、長竿に２０個もの針を付けてボートを揺すって釣ると思っていた。そんな釣りは相模湖「本湖」の釣り？ここ天狗岩では、ボート上に立ち上がり長竿で揺すっている人居ません。水深、ふかくても８ｍ～１０ｍ。穴釣り用の短い竿で釣っている人も居ます。自作の竿で充分です※時代の先端をいっている、短竿の電動リールで一本で次々と吊り上げる名人もいます。

どうなる？今年の相模湖のワカサギ釣り

• 去年は正直言って、良くありませんでした。２、３回行きましたが、余りにも釣れないので、それきりで終わりました。
• 今年はどうなんでしょうか？本来なら９月から早々と始まる相模湖のワカサギ釣りです。台風１２号で、今年の状況まだ分かりません。
• 相模湖、調子が出た年は凄いです。当年魚と２年物が混じって１束、２束の世界。湖が大きいので釣り切るという事はなく釣れ続きます。今年そんな年になるのでしょうか。から揚げ、天ぷら、南蛮漬け、どれにしても美味しいワカサギ、期待してます。

最後に一言

この相模湖「天狗岩」で、関西から来た釣り人に会ったことがあります。ワカサギが釣りたくて、わざわざ関西から来た。「関西の方は、ワカサギを釣る場所も釣り具も売ってない」、そうです。北の冷たい所に元々いるワカサギ、「なるほど」と思った。