神流川・支流「乙父沢」釣り行(また大物バラす!)
前回の神流川釣り行、「本谷」でバラした大物ヤマメ。それが悔しくて9月8日(木)、またまた神流川へ大物ヤマメを求めて行きました。本命の「本谷」。台風12号がもたらした大雨、その濁った水が「上野ダム」から流されどう見てもイマイチ。本谷と本流を諦め「乙父沢」へ。その神流川支流「乙父沢」での、ヤマメ釣りを詳しく紹介していきます。
埼玉から「よし!神流川(群馬)」へ、と行きたくなる
【志賀坂峠のトンネル】 【群馬県・古鉄橋から】
- 志賀坂峠のトンネル、これを抜けると埼玉から群馬県へ。「よし!神流川」と気合が入ります。
- 国道299が神流川とぶつかる「古鉄橋」。ここから神流川全体の水量と水質を見ます。思っていたより水量少ない。笹濁り。※台風12号で、場合によっては「真茶色の濁流」も予想していました。途中で見た秩父の荒川は真茶で濁流でした。
三岐付近の流れと釣り人を下見
「しおじの湯」のある三岐。本谷やその下の本流等、見てみました。本命の「本谷」、嫌な濁り。3つの沢が合流した本流の方が、反って澄んでいて綺麗。しかも停めようとしていた場所に釣り人の車あり。この時点で、本谷は止めました。何処にしようか?あそこです、あそこしかありません・・・「乙父沢」です。
神流川支流「乙父沢」を初めて本格的に釣った
【乙父(おっち)沢入り口】 【滝の上に駐車】
「乙父沢」なんと読むのか分かりませんでしたが、「おっち」でした。この標識のある小さな道を入って行きます。すると、砂防ダム上の「つまらない流れ」が見えてきます。少し我慢して更に行くと、渓相が一変します。
【乙父1尾目】 【一尾目のポイント】
20cm越えのヤマメがすぐ来ました。エサはミミズです。昨日か今日入った釣り人の足跡はあるのですが、居そうなポイントで必ず魚信があります。
【リリース17㎝】 【リリース16㎝】
20㎝以下のヤマメが次々とミミズに喰らいついてきます。即、リリースです。
バラした「乙父沢」の大物ヤマメ
近頃、すっかり大きなヤマメに見放されています。この淵で掛けました。前回ほどの40㎝とは言いませんが、尺近いヤマメです。しっかりと針に掛かりました。でも上に木があってどう抜いたらいいか?分からなかった。鮎釣りみたいに、竿を寝かせて(あっちに引っ張られこっちに引っ張られしながら)岸まで寄せたんです。ヤマメ全体が見えました。そして針から外れた。思わず手を出して捕まえようとしたが、そんなバカなヤマメは居ない。28cm(間違いない!)。
【20cm越えのヤマメ】 【浅瀬の流れから】
大物を逃がしたその後、20cm越えの嬉しいヤマメです。浅い瀬で来ました。B級ヤマメ釣り師の得意技、180度の「真上振込み」です。※振り込んだら、少しずつ竿を立て目印が水面を這うように自分の方へ近づけてくる。
【滝のあるの大渕】
これ以上、上がれません。ここで「乙父沢」の釣りを終了します。この大淵一応流してみましたが、反応ありませんでした。暫し、乙父の水を見ていました。釣りとは関係ありませんが、「アサギマダラ(蝶)」を見てしまいました。元、蝶好き少年としては、憧れの蝶で捕まえたことが一度も無かったレア物です。綺麗でした。
最後に一言二事
- 今回、初めて「乙父沢」を本気で釣ってみました。魚影濃いです。17㎝~20cmが多いですが、尺近いヤマメも居ます。
- 大雨でも直ぐ、綺麗な流れとなります。本流が濁った時、いい釣りになります。
- 道路から入渓しやすく、初心者にも優しい渓です。
- 淵と瀬の連続で、「ここは飛ばして」と言う場所がない、素敵な渓相です。
- 「滝のある大淵」の上。まだB級釣り名人未踏の地です。「東沢」と「西沢」に別れて、ヤマメというよりはイワナ釣りになる様です。
- 最後の最後に本流との合流部試したかった。「つまらない流れ」の下はどうか?試してみようと思ったのですが。釣り人発見で、出来ませんでした。※砂防ダム下(本流との合流点~堰堤まで)いつか試したい場所です。
先生へ
おはようございます。
昨日、名栗入りました。(家の用事は夕方からに変更になり)
台風の増水で、ところどころ流れ変わってましたね。
白濁の水量たっぷり、ミミズもたっぷり持っていき。
たくさん釣れました。
ヤマメは12~3匹ほど、ウグイも同じかそれ以上。
しかし、みな可愛い名栗サイズの15cm未満。
20cmの極太ウグイが一匹、なかなかいい引きでした。
送ってもらった写真の瀬のところ、立て続けに4匹でした。
小さいのばかり釣れる日は大物がこない・・いつもそうです。
名栗の不思議です。
来週の神流川に向けて
地図と天気とにらめっこの
こんた
こんたさんへ
水流たっぷりの名栗川ですネ。
小さいと言えどヤマメはヤマメ
(でも一尾ぐらい大き目が混じって欲しい)
>小さいのばかり釣れる日は大物がこない・・いつもそうです。
>名栗の不思議です。
この名栗の法則知りませんでした。そうかもしれない。
9月12日。そろそろ今年の渓流も終焉です。最後の締めくくりは
やっぱり神流川かな?それとも忘れてる荒川支流の小森川か?
※最近、腹を開くと卵を抱えているので20㎝超えもリリースかな
と思っています。針もなんと返しの無い「ヘラ針」を使用です。
ヤマメからワカサギに変更しつつある釣り師より