10月7日、今日も来てしまった中津川の終盤アユ釣り

昨日、大事な大事な「がまかつパワースペシャルⅡ」を、真ッ二つに折ってしまった河原です。中津川の八菅橋の河原に、また今日も来てしまいました。その昔買ったオリンピックのアユ竿を持参です。25年程前に買ったカーボン竿、丈夫でまだ使えます。あらゆる困難にも耐えて生き残って来た唯一のアユ竿です。そのオリンピックのアユ竿持参の、中津川の終盤アユ釣り行です。

このトロ場で見た中津アユ釣り名人

 【中津のアユ釣り名人】           【その方の目印】

私の直ぐ上に入った方です。名人です。周りが誰も釣れない中で、静かにアユを泳がせて何匹か掛けていました。時には、大胆にオトリのアユを流芯に放り投げたりもします。私(B級アユ釣り師)オトリを休ませている間、じっくりと且つ密かに名人の釣りを観察しました。友釣りの基本中の基本、とにかくオトリをあちらへこちらへ弱らせないで泳がせています。いつ掛かっても、おかしくないオトリの動きです。目印や竿さばき体の移動等とう、じっくりと見させてもらいました。

私の下に入った方、いい人でした!

「どうですか!釣れましたか!」と、声の大きい方です。もっと下の八菅橋の傍でやっていたけど、どうも芳しくないらしい。「入ってもいいですか?」と、私の下に入りました。私同様、本当は相模川でアユを釣りたい方でした。「中津川は、どうも難しい」と言っておりましたので。釣りをしながら、よくしゃべる方です。「アッ、違うか」とか、「根がかり?」とか解説しながら釣っています。私、上下とも良い方の間に挟まれた本日の中津川です。

終盤の中津のアユ、小さい小さい(あの放流された海産は何処へ?)

  【天然モノ15、6㎝】            【大川屋オトリ店】

画像の一番上に居る黒いアユが、大川屋オトリ店で買ったアユです。下の2尾は中津川育ちの天然モノです。10月のこの時季で、やっとオトリとして使えるかな?と言う大きさです。アユたくさん居るんですけど、難しい。掛けたけど小さすぎてオトリに出来ない。とか、ヨシの根が川底にあって根掛かりする。この場所、深いので芯で根掛かりしたら切るしかない。

根掛かりとの戦い&根掛かり外し名人

  【根掛かり】             【オリンピック竿&ダイワ囮缶】

左の画像、右から腕を組むアユ釣り名人。根掛かりした釣り人。オトリを外しに川に立ちこんでいく根掛かり外し名人。3人で根掛かりしたアユを見守ります(私も入れると4人?)。「ダメだ、切れた」と根掛かり外し名人。「取りに入ってやろうか?」も聞きません。ベストを脱ぎ出し立ち込んでいく。色々試すが、「ダメだ、切れた」。これだけです。「ごめん」とかも、言いません。みな阿吽(アウン)の呼吸で、事が進んでいきます。

この日私も5回程根掛かりし、流芯近くまで入りました。怖い怖い!腰以上の流れには、入れない。やや強い笹濁り、一歩一歩流れの深さと強さを確かめ確かめです。無事にアユを回収出来たときは、「やったァ!」と言う、達成感が味わえる。(うん?)、根掛かり外しではなく、アユを釣りに来ている。※3勝2尾です。2尾立ち込めず糸を切り放流です。

10月14日、泣いても笑っても相模第一漁協のアユが終わります

本日は、10月7日(金)平日です。この八菅橋近辺の釣り人の多さ(私も含め)は、なんなのでしょうか!大きなアユが「ガツーン!」と来て、あっちこっち引っ張りまわす訳でもない。オトリかそれ以下のチビアユです。でも後一週間で、アユ釣が終わる。朝の川の水に触れ「秋の川だ」と言う人。私の掛けたアユを見て、「サイズはどれくらい?」と聞く人。オトリより小さいと言っても、「やっぱり、やろうかな」とオトリを買いに行った人。「小さいけど来る来る、一日遊ばせてもらう」と、更に上流に行く人。アユってやはり特別な魚で、友釣は特殊な釣りだなと思います。(魔物がすんでいる?)

10月7日の中津川、一言二言

  • 9月中旬に大漁に放流された海産アユは、何処に居るのでしょうか。不思議です。掛かってきません。
  • 中津川、水量多く水温低いです。10時頃から釣れだしました。
  • 本当は相模川で釣りたい人が、いっぱい中津川に来ています。
  • 「昼間には、売るオトリが無くなるかも」と、オトリ屋さんが言っていたとか?
  • 10月の今時までアユを釣ろうという釣り師の方々。皆さん中津のアユや川の事をよく知っています。

この中津川の釣りから帰ってきたら、我が家のテーブルの上に置いてあったメモと封筒。「竿代として用意しましたのでどうぞ」の妻(名栗のマザー・テレサ)の文字。どうしよう?アユ竿は少し安目のを買って、残りは海で使うスピニングリール用にまわして・・・などと、どこまでも不純です(?)。釣りバカです。B級です。ありがたいです、こころからァ~♪(忌野清志郎のつもり)。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ