京急大津・秋から設置される海苔棚は、ボート釣り最大の恵み

京急大津の海苔棚。これが張られると秋だなと感じます。そして小魚やエビが寄り、アジなどの魚が集まる。その魚たちを狙って、その次は大物のワラサやスズキも寄って来る。いたる所に張られた海苔棚、係留するかしないか迷います。今回は、その迷う海苔棚の記です。(※扱い難い内容ですが、どうにか挑戦してみます)

基本的には海に浮かぶ物に、ボート付けて釣るのはマナー違反

 【航路を表す黄ブイ】        【ワカメ棚で作業されてる方】

以前、航路の黄ブイにボートを付けアジを釣っていたら、漁師の方に「ダメ、ダメ」の×印を両腕でされてしまった。大津に浮かぶ海苔棚やワカメ棚にボートを係留するのは、マナー違反です。マナー違反なのですが・・・。

海苔を養殖している方のジャマにならないように係留

  【係留用のフック】           【緑の物体、海苔のつもり】

  1. 先ずは、海苔棚で作業をされてないことを確認する。
  2. 最もジャマにならない場所は、海苔棚の4隅です。※真下にロープが有りそうでない場所でもある。
  3. 作業をしに来られたら、直ぐに撤去できる準備。
  4. 「どいて!」と言われて当たり前、「すいません」と言い、直ちにその場から立ち去る。
  5. どんなに風が強い日でも、絶対に海苔棚内には入らない。風で海苔棚の中に流され、バシャバシャとオールを漕ぐは、もっての他です。

アジの食いが止まった時、海苔の作業を見てみよう

 【海苔棚の設置作業】          【緩んだヒモの結び直し】

  • 海苔の養殖、よく知りませんでした。しかし大津にしばしば通う内、その気なしに見ていた海苔の養殖作業が、段々分かってきました。
  • 海苔を刈り取っり、漁船が走水の方に戻って行く。刈り取って終わりでなく、その後また海苔棚に戻り、緩んだ紐を結ぶ直す作業が始まる。
  • ここの海苔棚は、今日は海苔収穫や引っ掛ったゴミ掃除にも来そうにない。
  • ここの海苔棚の方は作業をする前から「どいて!」と、釣りボートが気になる方だとか・・・。

色々な魚が集まって来る海苔棚。最高の釣りポイントです。漁師の方のお陰様で、ボートの係留を黙認して頂いている。作業のジャマにならない限り、目を瞑ってもらえている。(「どう、何が釣れてる?」と声を掛けてくれる方も居たりします)

海苔棚への係留、いい事だらけなんです

漁師の方には、ハタハタ迷惑なんでしょうが。海苔棚はボート釣りには、いい事だらけです。

  • アンカーを、下ろしたり上げたりしないで、ポイント変えがスイスイです。
  • ブレない。アンカーリングした時のように、潮の流れや風向きが変わっても、ポイントから外れたりしない。
  • 山立ての必用がない。沖の何枚目と覚えておけば良い。
  • 手漕ぎボート。陸で言えば自転車。ちょこっと片隅に止めるは有り。でも、エンジン付ボート(軽自動車)を、この海苔棚に係留は有りえない。

海苔棚への係留、地蔵菩薩の恵みor「カーッツ!」ですか?

この釣りの前日に観た、神山蒔風先生の作品です。この円形内の黒いポチポチが全て地蔵菩薩です。そして大きく口を開けた「カーッツ」和尚。この係留、恵みですかカーッツですか?B級釣り師の身勝手な思い込みで、遠慮しながら係留させてもらっている。海苔棚の四隅に手漕ぎボートを係留できる。これって、最高の大津の秋からの恵みにも思えてならないのです・・・。(身勝手な妄想と一笑に付して頂ければ、幸いです)

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