落ちていかない鮎、なんと名栗で産卵を始めた!

秋も深まり、紅葉もそろそろ終わるという11月21日(月)。いくらなんでも鮎はもう居ないだろうと、橋から下を覗いて見た。まさかの鮎がいる。しかも、名栗地区で産卵を始めたらしい。ビックリ、ビックリです。

開運橋下の淵と小砂利の流れに鮎が群れている

   【開運橋】                【鮎の居る淵と産卵場】

八百藤と言うオトリ店がある堺橋の直ぐ上の橋です。10月23日、八百藤で最後のオトリを買って釣った場所。この後次々と鮎がこの橋の下に集まりだしたようだ。その鮎を狙い、11月になっても延々と鮎釣りをしている人がいる。いい時は、一日で40~50尾は掛けたそうです。「はじめのオトリはどうするのか?」と聞いた。「掛けた鮎を、次まで生かしてとって置く」そうです。

産卵を始めたアユを、橋の上から眺める

 【産卵期の錆びた鮎】          【産卵中の鮎の群れ】

産卵期の鮎、かなりサビています。この浅い小砂利の流れが、産卵にいいみたいだ。それにしても、なんで下って行かずに、こんな名栗の上流で産卵を始めたのか不思議です。

   【鮎の動き】            【鮎竿が置かれていた】

淵の直ぐ下に、綺麗に洗われた小砂利がある。淵から出てきて、その小砂利のある流れの両脇で群れては、産卵している。11月21日、まだ鮎釣りをしている人もいた。

この落ちていかない鮎を、通の人は皆こう言う「海産のアユだ」

  【開運橋の淵】                【淵にも鮎の姿が】

この開運橋下の所で、11月21日現在。20~30尾程の鮎がいる。これでも少なくなった方で、少し前までは黒く群れてたそうです。名栗川を下らずに、産卵を始めた鮎。鮎を良く知っている地元の人が、口をそろえて言う言葉。「この鮎は海産だ」です。

最後に一言二言

「中下流に下って行き産卵する」とされている鮎。いつまで居続けるんだと思っていた名栗の鮎。なんと名栗で産卵開始、これには驚きました。これは、今年限りの特例中の特例なのかな・・・。

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