三浦半島ボート釣り・知っておくと便利りな山立て方法
海のボート釣り。10年程前、初めて大津港から漕ぎ出した日。どこを釣ればいいのか全く検討が付かなかった。海は広すぎる!ベテランさんに付いて行こうとしたら、漕ぐ漕ぐどこまで行くんだ!・・・。途中で怖くなり、怖くなった地点でアンカーを下ろして釣った。GPS、使ったことないので分かりません。そんな浦島太郎の、自分の目で見て確かめる「山立て」方法の紹介です。
冬の大津の海は、海苔棚が張られ一目瞭然ですが・・・
【石田ボートのポイント図】 【釣りキチの作図】
「アジどの辺りがいいですか?」とボート店の人に聞くと、「沖の4枚目が昨日良かった」とか、言われます。大津港を真っ直ぐ漕いで行って、一番沖に張られた海苔棚。右から「○枚目」と数えていく。右上画像、11月22日の釣り行の「当日のポイント」は、沖の「5枚目」となります。
何枚目か分からない時は、とにかく真っ直ぐ漕いで一番沖に張られた海苔棚まで行く。そして90度右折し、「1枚、2枚・・・」と数えていくと分かりやすい(番町皿屋敷のお菊状態?)
前回の大津釣り行の山立て方法
【山立てA】 【山立てB】
- 山立てA。なにかと頼りになる「平成港の赤灯」です。この赤灯とその後ろにある建物や塔を重ねます。前回の釣りをした場所は、平成港の赤灯と後ろの白い建物が重なった地点。※赤灯横の窓の沢山ある倉庫(?)も、使えます。右から5個目の窓と重なった地点とか。
- 山立てB。伊勢町側の丘の上の「防衛大の塔」、これも便利です。丘の下の建造物と合わせます。今回の場合、下の段々の屋根と重なった地点。※中根で釣りたければ、「白い家」と重なった地点まで移動するとか使える。
こんな風にして、良かったポイントをインプットする(デジカメで撮っておくも良し)。何か目立つ物と、その真後ろや真ん前にある物の位置関係をしっかりと覚えておく。次回の釣り行に、必ず役に立ちます。漕いでポイントに向うときも、平成港の赤灯や防衛大の塔を見ながら行く。その前後の景色で、「まだだ」とか「もう少し右だ」とか、ポイントを目指すのにも便利です。
平成港の赤灯&防衛大の塔、かなり使えます
「平成港の赤灯」と「防衛大の塔」かなり使わせてもらっています。動かない物だったら何でもいい。一度釣れたポイントを覚える方法です。右左をよく見渡して、目立つものを見つけ自分なりの「山立て」を作る。そしてしっかりとインプットです。
【どこに注目するのか?】
大津港にある高層マンションも、山立てに良く使う。この茶色のビルの角とその後ろの風景です。奥にあるビルや山の上の鉄塔と重ねてみたりとかする。※前のビルは高い、後ろのビルは低いなんかは、見ていません。「前のビルの左端」と「後ろのビルの右端」が「少し離れている」点を、注目して見ているんです。
「山立て」に一言二言・・・
- 霧が出たとき、困ります。遠くが見えない。
- 数年前、ものすごい濃霧に合いました。大津港を出てから、半端でない霧。10m先が見えない。港がどっちか分からなくなる。その内晴れるだろうと思ったが、何時間たっても濃霧、濃霧。たよりになるのは、太陽の微かな明るさだった。空の一番明るい所が多分、太陽。そう思って、だったら港はこっちと漕いだ。岸壁が見えてきて一安心、でした。
- もう時代は、GPSですかね。でも、「山立て」知っておいて損はないと思います。何かと便利です。
タグ:山立て
なるほど!大津港を出てまっすぐ沖に漕いでから数えていけば、いま何番目の海苔棚にいるかが分かるんですね!
今度試してみます(^O^)!
前に竹山出しのポイントに向かった時なんですが、朝のうち少し霧が出ていて沖に行けば行くほど山立ての景色が見づらくなって困りました(^_^;)
たしかにGPSがあれば、そんな事になることも無いかもしれませんね。
あと、この「白い家」って、本当に真っ白なんですね!
初めはただの白い家じゃ分かりづらいんじゃないかと心配したんですが、この白い家を見て納得でした(笑)
ブライアンへ
早ッ!
「白い家」と「ホワイト・ハウス」は違います。
「白い家」は、白くてややグレーです。
「ホワイト・ハウス」は、これでもか!と言うくらい白い家です。
※今回の画像の白い家、2軒の家の画像を使いました。
中根の山立てで使う白い家は、グレーっぽい白。
岸近く「5つ根」で使う家は、ホワイト&ホワイトです。
沖の5枚目、行く機会があったら、
伊勢町の「防衛大の塔」下の、家並み見てみてください。
飽きない飽きない、色々な形の色々な色の家が立ち並んでいる。
アジの魚信が止まった時、限定です。
今私の居る場所は「どこ?」と、あたりをキョロキョロする。
「ああ、あれ山立てに使えるかも?」と、
釣れない時も収穫有りです。
ちなみに私の家の壁、元白、今ややグレーです。