釣りをしていて何か来そうな予感(神がかりで、すいませんの巻)

鮎釣りで言うと、川が騒ぎ出す。海で言うと、アジが近づいて来た、そう感じる。そうとしか思えない時がある。反対を言うと、川や海が静まり返ってしまう時。そんな時は何をやってもダメ。そんな、神がかった話です。

大津のボート釣りでの基本の竿の出し方から

  1. 【ビシ仕掛け】。これを出さない釣り人は居ないぐらい、大津ではポピュラーな仕掛けです。棚は底です。大津の真アジは、季節を問わずいつも底にいます。
  2. 【サビキ仕掛け】。慣れてくると、バカにしがちな仕掛けです。「なんだあの釣り人サビキか、素人だな・・・」と、見くびったりしますが、どっこいこの仕掛けアジ一押仕掛けです。
  3. 出ました!アジの泳がせ仕掛け。大津の海を知れば知るほど出したくなる仕掛け。スズキやワラサが狙いえる仕掛けです。

静まり返った時と、海(川)が騒ぎ出す時・・・

 【騒ぎ出したアジ】           【静まりかえったアジ】

 【騒ぎ出した山女】             【静まり返った鮎】

魚種も違い海と川と違いますが、静まり返った時と騒ぎ出す時が、どちらも同じようにあるんです。水の中が見える訳ではありませんが、水の中に緊張感が走り始めビリビリ、ワサワサしてくる。そんな時があります。※お肌で言うと、張りが出て来て艶々輝きだす(ちがうか!)。

静まり返った時これでもか!とマキエを撒いていた・・・

 【アミエビのマキエ】

無理やり竿を振ってマキエを撒いていた。釣れないんで。撒けば釣れると思って・・・。無駄な抵抗でした。釣れない時は、撒かない。これが基本です。釣れ出した時も、これでもかと撒かない。針掛かりした魚が、首を振って撒いてくれます。マキエが、なくなったら詰める。これを繰り返すだけです。

釣れない時はエコで撒き餌、竿1本でもいいかも?

 【ビシ竿1本のみ】

①このビシに、撒き餌を詰めてのんびりと待つ。②サビキ竿は放っておく。③泳がせ竿は、アジを付けたまま泳がせて置く。アミエビの撒き餌は、できるだけ撒かない。この状態で次の、ビリビリタイム(騒ぎ出す時)を待つ。これが得策です。これが出来るようで、なかなか難しい。※何の反応もないと、99%マキエを撒きたくなってしまう。

魚が騒ぎ出すのは、いつでも一斉です

  【イシモチも】                   【アジも】

 【カサゴも】                    【メバルも】

どの魚も、一斉に騒ぎ出します。今までの静けさは、なんだったんだという位に釣れ出す。平場では、アジとイシモチの入れ食い。根ではカサゴとメバルが入り食い。チャンス到来です。あわてて糸が絡まり、お祭り騒ぎになってしまうのも、こんな時です。※もったいない、もったいない。

これがあるから釣りは止められない

こんな大漁めったにないのですが、ある時がある。これで行ってしまうんです。釣りに行く前は、いつだって一杯釣れると思って行きます。これが、釣り人です。

最後に一言二言・・・

  • 川にしろ、海にしろ「今日は、満足のいく釣果だった」と言える日は、どのくらいあるんでしょうか?
  • ああ、あの時こうしておけばとか、あのポイントでなくあそこを狙っておけばとか、そんな後悔の連続。
  • 100%満足なんて釣りは、絶対ない。
  • 悔しいから、また釣りに行く。そこそこ釣れて、うれしくてまた行く。たまたまラッキーで大物が来て、また柳の下のドジョウを求めて行ってしまう。それが釣りキチだ!

コメント

  1. せーじ より:

    先生のブログを読んでると大津に行けばアジは釣れる!と簡単に思ってしまいます^^;
    でも、いろんな工夫や釣り方をしても魚が騒がなければ釣れない。。。
    奥が深いですね釣りは。

    その日の夕飯に出す刺身くらいは。。。と思って頑張ってみたいと思ってます^^

    本日、長靴、ライフジャケット、スカリ買いました!
    玉網は悩みましたが、アジだけ狙いならまだいいかと思い、次回にしました。

    爆釣!とまではいかなくても釣れたらいいなぁ~って感じでワクワクしています。
    先生のブログのお陰でいろんな準備ができました。

    後は。。。行けるタイミングで風がおさまれば。。。です。
    祈りながら仕事頑張ります!

    • B級釣り名人 より:

      せーじさんへ

      某中学校の某校長、「出刃包丁買った!」と言った。
      オイオイ、竿が先だろうと思った。

      準備万端ですネ。
      これだけそろえたら、もう行くっきゃない。
      きっといい釣りになります。
      アジが1尾でもきたら、その場所で粘ってください。

      ひとまず釣りの事は忘れて、お仕事頑張ってください。

       「ああ、今日のこの天気、釣り日よりだよなァ!」と、
       教室の窓の外をみて、英語を教えていた元教師より

  2. Heavysize より:

    先生こんにちは!

    私は、まだそういった感覚は味わった事が無いのでよくわかりませんが、多分シックスセンスみたいな感じ(違うか???)なのでしょうね。

    それも含めて、今回の「最後に一言二言…」は
    本当に釣り人の心理ですね(^^)d
    いつか100%満足の釣りがしたいと思っていましたが…
    それが釣りキチですよね。

    • B級釣り名人 より:

      Heavysizeさんへ

      感のいい方では無いと思うんですが。
      同じ魚信がない場所でも、
      このポイントは来るかもと、このポイントはダメがある。
      何なんでしょうか・・・。

      そう言った信念が揺らぎだして、あちこち漕ぎ回った日は、
      いい結果が出ず、後悔&後悔で凹みます。

      ポイントを移動するかどうか?、これって何年やっても迷います。
      アジ釣りは特にポイントしだいなので、なお更です。
      (どの釣りもそうかァ?)

              せっかちなB釣り師より

  3. ブライアン より:

    まだ神がかり的な予感はないんですけど、ボートをポイントまで漕いでいって最初の竿を出した時のあのドキドキ感。

    「釣れるかな・・・」

    と、いつになってもドキドキしちゃいます(^_^;)

    • B級釣り名人 より:

      ブライアンへ

      いい大人を、ドキドキさせてしまう大津のボート釣り。

      ここぞと思うポイントに着いて、仕掛けを落とす瞬間。
      たまりませんネ。

      落とした途端、直ぐ魚信があって「もうかヨ!」。
      暫く魚信がこなくて「どうした?ダメか」などなど。
      毎回、毎回違う釣りが楽しめ最高です。

        大津に行きたくてじっと
        天気図を見つめている釣り師より
       

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