やらかしてしまった!神流川のアユ釣り行の巻

神流川鮎730

7月30日(火)、神流川でのアユ釣果です。7尾(20cm~24cm)。8尾成魚を放流してきました。何故、なぜ、ナゼ?ですよね。ではでは、そのトホホのアユ釣りの顛末を・・・

志賀坂トンネルを抜け、ガオーの目を見て、セルフなオトリ店へ

志賀坂トンネル730

【志賀坂トンネル】

このトンネルを抜けると、そこは群馬県。気合が入って来る場所です。

ガオー730ガオーの目

【ガオー】                    【その目つき】

「神流町・恐竜センター」の真ん前にいるガオー君です。鋭い目つきで、通行人を威嚇してきます。やりすごして、さらに国道299を走る。

 またセルフ?オトリ鮎

【おとり鮎販売所・黒沢】              【おとり鮎】

確か先週も火曜日、本日も火曜日です。黒沢さんがいません。アユを勝手に取ろうとしたら、現れました。「火曜はおじさん、休みじゃないんだ」「先週は、用があってよ」、でした。40尾程、オトリアユを仕入れたようです。ピチピチのオトリを2尾購入。

興和橋下流の瀬に向かう

神流川鮎釣り場

車で1分で、川原に到着です。途中の民宿不二野家でも、おとり鮎が置いてあります。

講和橋川原へ

【興和橋】                     【坂道を下る】

この橋を渡らず、直ぐ川原へと下りて行く。村役場関係の方の車でしょうか、何台か置いてあります。

9時釣り開始、朝から絶好調!

川原に駐車330フライで狙う

瀬の真ん前に駐車した。釣り人が一人いましたが、フライでヤマメを狙っている方でした。この場所は、餌釣り禁止のC&R区間です。鮎釣りで言うと、「友釣り専用区間」になっている場所です。

上の流れ下の流れ

【上の流れ】                    【下の流れ】

見た目には、絶対に下の流れが良さそうです。キラキラとアユの姿も見えますが、群れていて中々追ってこない。

デカイ!

オトリをつけ、上に静かに泳がすと、一発できました。でかいアユでグイグイと下に持って行かれる。やっと抜いて、タモに収まった。24cmの立派なアユだ。 次々とアユが掛かる。気持ちの良い「入れ掛り」です。1時間程で6尾ほど、野アユをゲットです。そして本日の悲劇が、この後起きた。

まさかの、オトリ缶の蓋が・・・

蓋が開いた

更に1尾のアユを掛け、オトリ缶に活けておこうと近づいた。その時の衝撃のオトリ缶を再現してみました。あわてて蓋を閉めたが、全て遅しです。買ったオトリも入れて8尾居たんです。一尾もオトリ缶の中にいません。 手元に残ったアユは、今しがた掛けたアユと泳がせていたアユの2尾のみ。またスタートからやり直して、気分を変えるしかない。 

サンクスおにぎり

サンクスの「100円セール」で買ったオニギリとソーセージ。一気に食べて、タバコを吸う。ちょっと落ち着きました。悪いのは全て私です。ちょっぱや、いい加減な性格の祟りです。

更なる悲劇が待っていた!

あちゃー

昼食後、一度使ったアユを使ってやっと型の良い野鮎を掛けました。引き抜いてタモに収める寸前で、高切れ!言葉は覚えていませんが、「アッ!」とか「ウッ!」とか叫んでしまった。今日は、もう止めて帰るか?もう立ち上がれません、サンタマリア・・・

どん底から再び立ち上がる釣り師

神流川鮎730

再び本日の釣果画像登場です。7尾アユがいます。残された最後の1尾アユから、激闘した釣果なんです。

下の流れ下の淵

【下の瀬】                    【その下の淵】

手付かずの下の瀬で、数匹掛けました。そして更に、その下の淵も、初めて狙ってみました。本日、根性の7尾のアユGETです。そして不注意から、8尾神流川に成魚放流した本日のアユ釣りでした。

本日の釣りを振り返って・・・

古鉄橋と岩山

  • 神流川の「古鉄橋と岩山」。この岩山を見るたび、岩の間を流れる神流川なんだと再認識します。
  • アユと付き合って25年程です。長い付き合いで、このオトリ缶の蓋を開けた出来事だけでも、5,6回はあると思います。
  • ほんの数秒です。注意深く「カチッ」と、蓋が言うのを確認すれば良いだけです。何度やったら学ぶんでしょうか。
  • 痛恨の高切れをした後、水中糸を0.3号から0.4号に変えました。そろそろ、0.4号をメインにしたいアユの大きさになってきました。

悔しいので、また近々神流川へ行きます。ではでは・・・

コメント

  1. AP より:

    三度目のこんにちは(笑)

    アイタター!と声が聞こえそうです。

    高切れということばは久しぶりに聞きました。

    テグスの発達で、今でこそ、鮎はヌキアゲですが、昔は鮎を川下に誘導して、釣り人が鮎に近づくべく、素早く移動して竿を担いで糸を持って網に取り込んだと釣りキチ三平の第一巻に書かれてました(笑)

    取り込みの失敗は、悔しさが増しますよね(T_T)

    良く、投げ出さずに持ち直しできたものだと、感心して読ませて頂きました。

    この辺が亀の甲より年の功ですね!

    25年のキャリアが、次回の勝負につながる戦い方を選択してます。

    次回はきっと大漁ですよ\(^ー^)/

    • 釣りキチ先生 より:

      APさんへ

      こんばんは

      3連荘のコメント、ありがとうございます♪

      アユを引き抜くのは、基本的に好きではないんです。
      竿を背中に担いで、糸を手繰り寄せて取り込むのがすきです。

      数年前、相模川で抜かないで取り込んでいたら、
      「ほら、あれが抜かないで取り組む方法!」と言って、
      釣りガールに説明していた若い奴がいた。
      なんだか、自分がシーラカンスになったような気分に襲われた。

      明日、神流川もう一度、勝負をかけますw

  2. joe より:

    先生、こんにちは。

    海へ川へ、大活躍ですね。
    私も引退後は千葉辺りの海辺に住んで、毎日竿を垂らしていたいです。
    その前に、ぜひ先生にアユ釣りを教えてもらいたいですね。

    • 釣りキチ先生 より:

      Joeさんへ

      おはようございます

      千葉もいいですね。
      街中でなければ、お安い物件がありそうです。

      海でパワフルに釣って、清流のマイナスイオンに癒されながら釣りをする。
      両方やると、バランスも良い感じがします。

      特にアユは、年齢を超えてやれる釣りです。
      80過ぎて渓流釣りは、無いかも知れませんが、
      アユだと、岸から一日竿を出して、静かに釣っている方が居ます。
      天然のアユの塩焼きも食べることが出来ます。

      暇人とて、いつでも教えますよ、joeさん♪

  3. 和光市の一番 より:

    先生こんばんは。

    二度もあちゃーですね。長い鮎釣り人生ですから色々ありますよ。
    私も竿を折り、舟を流し、タモを流し、舟の蓋空き、タバコの浸水、仕掛け無くし、弁当をカラスに食われ、移動時に靴や竿を忘れる等 35年間の色々な思い出があります。
    それにしても先生はタフですね!挫けないですね!投げ出さないですね!
    自分だったら蓋空きの時点で、竿を投げ、タモで鮎すくいします。(すくえませんが悔しいから)

    高切れで残り1匹 絶対絶命崖っぷちですね!
    自分なら焦りから囮引きまくりの根掛かり連発で囮と共にご臨終してます。

    改めて先生の技術の高さと並外れた精神力を感じました。

    鮎デカいですね。まだまだ数居ますね。

    8月10日・11日と岐阜県長良川郡上八幡釣行 行ってきます!(勿論、岐阜・埼玉・群馬・栃木の旧友とのBBQが楽しみです。)

    • 釣りキチ先生 より:

      和光市の一番さんへ

      おはようございます

      鮎釣りは特に、色々なことが起きるような気がします。
      一番さんも、35年もやっていたら色々ありますよね。
      弁当をカラスに食われた←これ以外は、私も経験豊富ですw

      挫けそうでした。気分はどん底でした。
      挫けた後、やっと掛けた元気な野アユと自分のアユが、
      高切れした時は、思わず手を出して捕まえようとしました。

      最後の1尾で、またどうにか這い上がりました♪

      近々、長良川ですか。いいですね。
      妻と旅行した際、ちょこっとだけ竿を出したことがあります。
      郡上のアユ釣り、そしてBBQ便り、お待ち申し上げます。

  4. ブライアン より:

    先生、またまたコンバンハです。

    おっと、先生やっちゃいましたねぇ(汗)

    この放流がなければ15尾のお持ち帰り・・・

    いやいや、もう終わったことは忘れましょ♪

    こんな大きなアユが7尾もいればお腹いっぱいになります!

    でも、先生でも5度、6度ある失敗・・・

    なんだか魚をバラしてばかりいる自分が救われた気がしました(^o^;

    魚を逃がしたらまた釣ればいい。

    魚をバラしたらまた掛ければいい。

    自分にやさしく頑張ります(笑)

    • 釣りキチ先生 より:

      ブライアンへ

      おはようございます

      えらいエジソンさんが、言ってました。
      「私の実験に、失敗は無い。全て成功へ近づくための一歩だ」と。

      仰るとおりです。
      ムツ針を伸ばされようが、ルアーのPEラインを切られようが、
      また挑戦して、釣ればいいんです。
      本物の釣りキチに、落ち込んでいる暇はない、なんてねw

      いい加減が、好い加減ですね。
      自分に優しく、自分に甘く、自分に適当に、
      そうすれば、「あいつはダメだ」とか、関係なくなりそうです。

  5. のりべん より:

    おはようございます!のりべんです。今日は行きの電車より失礼します(^-^)

    もし、逃がされなければ鮎15匹!だったんですよね。凄すぎます!それが7匹…。さぞかし無念のそのお気持ち、お察しいたします…。
    (もちろん、その1匹からの7匹が凄いんですよ〜(^o^)!)

    昨日は何故か疲れてまして、車中で見事爆睡。痛かったです(^_^;)
    これからホシザメの記事、見させて頂きます!

    • 釣りキチ先生 より:

      のりべんさんへ

      おはようございます

      いつも全力投球で、バタンキューですね。

      最後まで明らめない、これをこの釣りでは学びました。
      いつも自分で限界を決めてしまうんですね。

      まだ、1尾使えるオトリがあるじゃないか。
      そして掛けたら2尾に増え、3尾に増え・・・でした。

      放流したアユを掛けに、また神流川へ直ぐ行きそうですw

  6. Heavysize より:

    先生、またまたおはようございますw

    やっちまいましたねぇ。。。(+_+)
    さぞかし悔しいと思います。

    でも、そこからの怒涛の追い上げ!!!
    流石先生です\(^o^)/
    7尾……十分では???

    くやしくてリベンジも先生らしくて(笑)

    • 釣りキチ先生 より:

      Heavyさんへ

      おはようございます

      やっちまった釣りですが、アユの型もよく、
      これで十分と言うことだったんですかね。

      今度は、こんな失敗しないように、
      「放流したアユを釣りに、神流川へ行ってくる」なんて、
      妻に大きな顔して言えるし(?意味不明です)。

      本日、雨のため延期です。明日雨でなければ行きます♪

  7. 芦ノ湖の引き波 より:

    先生、こんばんわ。

    これは神のお告げです、とでも思わなければやっていられませんよね。お気持ちお察し致します。
    私は鮎ではありませんが、管理釣り場で釣ったニジマスを30匹位やってしまったことがあります。

    帰ろうと思い、ビクを上げた瞬間、底が抜けてしまいました。
    冷静に考えれば、魚の重みで底が抜けるということは有り得るのですが、少し疲れもあったのか、そのまま上げてしまったのが悔やまれます。タモで5匹すくうのがやっとでした。

    たまには、こういうことがあった方が釣り話しも深まって良いかもしれません、と思うことにしております。

    • 釣りキチ先生 より:

      芦ノ湖の引き波さんへ

      おはようございます

      ニジマス30には、負けました。
      一日頑張って釣った分ですよね。
      こりゃあ、痛いです。泣くに泣けない。
      タモが近くにあったら、絶対にすくいます。
      上には上があるもんですねw

      長いことやっていると、アクシデントって付き物だなと思います。
      「やらかしてしまった」をなしで、過ごしてきた釣り人がいたら、
      会ってみたいものです。

      ありがとうございます。
      私のアユ8尾放流が、なんと小さな出来事だと思えてきましたw

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