神流川のアユ・追いの渋い中、嬉しい「つ抜け」の巻

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8月3日(木)。神流川のアユ釣果です。13尾(18~22㎝)と、サイズ的には前回ほどではありませんでした。追いが渋く、地元の友釣りに慣れている方々が苦戦する中、嬉しい「つ抜け」です。ではでは、その釣り行の詳細を・・・

前日、イカリ針も数組作って準備万端

7.5の錨針

5組程、新しくイカリ針を巻きました。針7.5号。ハリス1.5号です。ハリスは銀麟の2号を、普段は使っているのですが在庫切れで、1.5とかなりいい加減です。アルミ弁当のオカズ入れに収納する。

今回の釣りの最大の目標は、「オトリ缶の蓋をしっかり閉める!」です。前回、蓋が開いてしまい釣った鮎が逃げ出した。

セルフなオトリ鮎販売所「黒沢」へ行く

黒沢オトリ鮎販売所

【オトリ販売所の主・黒沢さん】

絵になる人です。失礼と思ったのですが年齢を聞いてしまいました。私より5歳ほど年上の方でした。「子供の頃は、小学校も2クラスあった。今度、複式になるかもしれない」。私の住んでいる名栗と同じだ!「ウナギはアユが好きで、死んだアユを針にかけ一晩置いておくと、こんな太いのが掛かる」「○○と言うのが上野村に居る。渋谷高校を卒業し、釣りが好きで上野村に住み出して、りっぱな学者さんになった」

まだまだ聞いていたいのですが、釣りです。釣りに来たんです。勝手にタモで、セルフなオトリをすくい、2尾オトリ缶に移す。

やっぱり来てしまう「上野村役場」下の瀬

お気に入り興和橋

【周辺地図】                【興和橋】

オトリ屋さんから1分。興和橋を渡る手前を下りると直ぐ河原だ。

駐車

朝7時、河原にはまだだれもいません。

慎重にオトリ缶を川に活けて釣り開始

しっかりと蓋を確認

オトリ缶からアユを1尾出した後、蓋がしまっているか、2度も確認してしまいました。流されないように、大き目の石も乗せました。

鼻管を通して、さっそくアユを泳がせる。

紙の

川の中に立ちこまずに、オトリアユが自力で上流に泳いでいくまで待つ。す~っとオトリが泳ぎだすと、ドキドキして来る。無理やりひっぱたりしない。ゆっくりゆっくり、丁寧に泳がし続ける。

ピッと目印が鋭く動いて、一気に下流に走りだした。優しく引き抜いて、ネットin!やりました。1尾目のアユGETです。この後も、上に泳がせ2尾ほど追加。前回ほど追いが良くなく掛かりどころも背掛でなく色々ですが、オトリを入れて5尾。釣りに、余裕がでてくる。

下の瀬も狙う

下の流れのポイント図

手前の黄色く囲った流れで、アユがキラキラとヒラをうっている。弱ったアユだと相手にされない。元気物のアユが掛かったので、さっそくこの下の流れに送り込む。いい感じで元気にオトリが泳ぎ回る

しかし、なかなか突っかかってこない。この流れにいるアユは、かなりしぶとい。まいりました。撤収です。

下の淵に移動してみる

下の淵

この淵の底に良い石が、いくつか入っている。ここで更に3尾追加。淵で掛けたアユは引き抜かず、竿をかつぎ手繰り寄せて取り込む。追いが無くなった所で、更に下の淵をねらい2尾追加。

本日のランチは、おにぎり

ランチ801

久しぶりに、妻作のおにぎりです。オカカとコンブだ。容器の中にあるのは、キュウリのキュウちゃん風漬物と生協の「ギンナンがんも」の煮付け。生協の「ギンナンがんも」は、かなりお勧めです。

地元のベテラン釣り師興和橋上流

【地元のベテラン釣り師】          【興和橋上流】

本日、かなり苦戦の神流川です。上野村漁協、南甘漁協(神流町地区)と二つの年券をもった左の画像の方。オトリの扱いが上手で、おにぎりを食べながら、しばしガンミしてしまいました。数日前、型の良いアユ17尾取ったそうです。「今日は、追いが悪く、全くダメだ」と言っていました。興和橋の上流も見てきましたが、暇そうです。

昼食後もう一勝負で、元気なアユをオトリ缶から出し、最初に入った瀬を泳がす。1尾追加。時間は午後1時とまだ早いのですが、切りの良いところで竿を収める。

本日の釣りを振り返って・・・

目印

  • 見にくいですが、画像の真ん中に目印があるのが分かるでしょうか。アユがかかり、この目印がググッ!っと鋭く動く瞬間が、たまんないのです。
  • 20cmを越えるサイズだと、一気に下に持って行かれる。その瞬間も、たまりません。
  • 掛けた元気なアユに鼻管を通し、さーと泳ぎだしていく瞬間もいい。
  • アユの友釣り、こりゃあやっぱり嵌ります。

ではでは、無事オトリ缶の蓋も開かずにすんだと言う事で・・・

コメント

  1. スキューバ より:

    先生、こんにちは。
    おとりボックス?今回は大丈夫でなによりです。
    大漁ですね~!
    アユ食べたいです。あの透明な脂が美味しいです!!

    いつまでアユは釣れるのかしら?

    名栗にナグリ込み?!にいかねば。

    流されないように準備して!!

    今日は父の誕生日会です。何をプレゼントしようか検討中。
    横須賀の父は上州屋のギフト券でとわかりやすのですが!!

    アウトドア的な父ではないので、う~ん。。。
    横須賀の父をほぼ同じ年です。

    • 釣りキチ先生 より:

      スキューバさんへ

      こんにちは

      アユの「透明な脂」、これが旨いですよね。
      大き目のアユには、これがたっぷり付いてます。
      今来るなら、在庫がありますよ♪

      本当のお父さんの誕生日にプレゼントですか。
      えらい!
      父が他界する前に、誕生日にプレゼントなんてあげたことが無い。
      あげようものなら、「お前だいじょうぶか?」と言われていたと思います。
      そんな世代です。

  2. 紋二郎 より:

    先生、おはようございます
    今回はオトリ缶の方は大丈夫で良かったです
    釣果の方も良くなってるんですね

    前回も蓋の件がなければツ抜けですし・・・
    さすがです

    海育ちの私としては鮎の塩焼きをかぶりつきたい
    羨ましい限りです

    • 釣りキチ先生 より:

      紋二郎さんへ

      こんにちは

      海なし県の埼玉で育った所為か、
      はたまた釣りキチの所為か、
      アユなんて買うものでなく、釣るものです。
      (今年は)アユがほぼ毎日、冷蔵庫にいます。
      紋二郎さんが近くだったら、いつでもお届けできるんですが・・・

      アジやサバは、お魚屋さんで買うものだったんですが、
      流石に、アジはもう買おうとは思いません。
      海の魚の在庫はなくなりましたが、
      さてさて、いつになることやら、
      海の魚、待ってろよ~♪

  3. 3月の名栗川で釣り場を譲ってもらった釣りキチです
    あの時は釣りキチ先生だと思わず、きずいてビックリです。
    ちなみに前に紹介しました、大阪の釣りバカJ・Oのブログのものです。
    今年の夏も名栗に行くので、会ったときはよろしくお願いします。

    • 釣りキチ先生 より:

      釣りバJ・Oさんへ

      こんにちは

      覚えていますよ。
      名栗川ですれ違った、釣りキチ三平君。

      名栗でまた、ヤマメを狙ってください。

      ブログもやっていたんですね。
      末恐ろしいです、どんな釣り人になっていくんでしょうか♪
      ちなみに私がブログを始めたのは、60歳すぎてからですw

  4. せーじ より:

    先生こんにちは。

    鮎ツ抜けですか。。。
    アジの方がきっと簡単ですよね。
    先生はさすがです!

    おとり缶さえちゃんと蓋閉めてれば!!!ドヤ!って感じですね~。
    これで追いが渋いとなると。。。渋くない時はどうなっちゃうんでしょうか?

    今年は鮎好調なんで嵌って行き続けますね~♪

    • 釣りキチ先生 より:

      せーじさんへ

      こんにちは

      アユのつ抜けは、仰るとおり簡単です。
      キーポイントは、そうです、オトリ缶の蓋を閉めるですw

      今年は再び、アユに嵌り中です。
      一昨年でしたか、アユに嵌り海釣りを忘れた夏でした。
      久しぶりに石田ボートにいったら、
      「どうかしたんじゃないか、と心配してた」、と言われてしまったw

      さてさて、今年はどんな夏になるのでしょうか?
      どちらにせよ、釣りをしているのは間違いないですぅ

  5. 腰痛持ち より:

    おはようございます。またまた失礼いたします。
    海の状況です。

    昨日(8/3)はいつもと気分を変えて、大津のI丸さんよりワラサを狙ってみました。結果はワラサ4本・サワラ1本で一応竿頭でした。
    お立ち台に立たされてしまいましたが、どうみても土建屋のおっさんがひきつった笑顔で立っている体にしか見えません。
    お立ち台慣れしてないから駄目ですね。

    ワラサの状況ですが、今年はいきなり3kオーバーから始まりました。ハリスも6号では持ちません。脂ののりも最高で、カマの塩焼きは絶品でした。今年もいいと思います。
    まだ剣崎沖ですので、久里浜沖から観音崎経由で大津沖に入ってくるのはもう少し時間がかかると思います。

    大津沖は、また潮が赤くなっていて、アジは全体的に不調だったようです。

    さてこれからまた魚の処理です。昨日は刺身と下処理だけで沈没しましたので、これから味噌・醤油・塩麹漬け・・・等に仕込む予定です。

    • 釣りキチ先生 より:

      腰痛持ちさんへ

      おはようございます

      すごいですね!
      ワラサ4でサワラ1、持ち帰るのも大変じゃないですか。

      I丸のホームページ見てきました。
      丸々としたお魚を2本、かなり重そうでしたね。

      こんなのが大津に入ってきたら、即効でボートにのってしまいます。
      ハリスは、やっぱり7号以上ですかね。
      サワラって言うのは、一度も釣ったことがないので、
      今釣ってみたい魚、ナンバーワンです。

      味噌、醤油、塩麹、色々漬けちゃってください。
      切り身にして、売っちゃいますかァw

  6. Heavysize より:

    先生、おはようございます。

    釣行お疲れ様でした。
    早速きっちりリベンジ!!!
    流石ですね\(^o^)/

    この時期はこの近辺を車で走ると…多摩川、相模川その他名前の知らない川等で何処でも目にする鮎釣り師!
    その度に先生を思い出します。
    昔実家のお隣のおじさんか鮎釣り師でした。
    大漁だと良く頂き、塩焼きで食べたあの美味しい鮎を今でも
    覚えてます。
    今はもう亡くなってしまいましたが、優しいおじさんでした。

    • 釣りキチ先生 より:

      Heavyさんへ

      おはようございます

      アユに、のめり込んでいます。
      色々な方に、名栗のサンタが配っています。
      Heavyさんも近かったら、
      実家の隣のおじさんみたいに、お届けできるんですが・・・

      アユって、あげて喜ばれる川魚№1ですね。
      明日(月曜日)に、また神流川行きそうです。
      どうしよう、止まりませんw

  7. AP より:

    こんにちは!

    先ほどは押し掛けまして、失礼礼しましたm(_ _)m

    鮎に嵌って、そろそろ海の在庫が無くなる頃だと思い、ご近所?の先生のところにお土産の海のものを配りに参りました(^w^)

    アナゴですが、『コツのいらない天ぷら粉』だけだと、脂で衣が上手く乗らないで剥げると思います。

    小麦粉を付けて、一度、浅く唐揚げにしたあと『コツのいらない天ぷら粉』にくぐらせて、揚げるとサく、ジュワになると思います。

    なお、解凍するときは、ラップのまま、水に付けて5分もすれば、柔らかくなると思います。

    それでは、大津の海でいづれ、お会いしましょう\(^ー^)/

    • 釣りキチ先生 より:

      APさんへ

      びっくりしました。
      感謝感謝の宅急便でした。

      わざわざ、こんな関東北の僻地まで、
      懐かしの北海道の味を届けていただいて、
      I don’t know what to say
      Thank you so,so,so muchです

      懐かしのホッケ&白い恋人。
      そして食べたかった、アナゴ&アナゴ。

      帰ってきた妻も、「なんとなんと。凄い凄い!」と言っております。

      先ずはお礼まで、ありがとうございました。

  8. 芋焼酎 より:

    こんにちは。

    アユの友釣り、聞いたことはありますが、やっている人の話を聞くのは初めてなので、大変興味深かったです。

    イカリ針というのを使うのですか。
    オトリのアユがす~っと泳いでいく。
    わくわくどきどきですね。
    アユの泳がせ釣り、これは面白そうです。

    生協のギンナンガンモ、あれは美味しいです。

    • 釣りキチ先生 より:

      芋焼酎さんへ

      こんにちは

      海での魚の泳がせも、ドキドキものですが、
      アユの友釣りは、違った味わいでドキドキです。

      ここはどうだ?こっちはどうだ?
      こうやったらどうだ?等々。
      色々考えて、オトリを操作している。
      思い通りに描いて、掛けたときが、最高です!

      生協の「ギンナンガンモ」を、知っているんですかァ
      強い見方が出てきたw
      大好きで、しょっちゅう注文してしまいます。
      「エダマメガンモ」でも、十分美味しいですね♪

  9. anan より:

    先生、お見事!の鮎、釣果ですね。

    先生の鮎ブログを見る度に、自分にも出来る、そんな過ちを犯しそうで怖いです。(笑)
    最も、鮎竿の価格を見て、現実に引き戻されますから大丈夫ですが。(^^;

    ところで、相模川の支流の中津川、ご存知ですよね。
    鮎が釣れる川です。
    ここの河原で例年会社のBBQをやっています。

    首都圏近郊の河原は、この時期、BBQで場所の争奪戦がありますが、中津川も同様です。
    そこで、ここ5年以上、私が場所取りで、前夜から現地に泊まりこんでおります。
    1年のうち、今でも1ヶ月以上は旅先で野宿の私には河原に泊まる事はなんでもありませんが、民家が近すぎるし、夜も人が来て落ち着きませんが、一升瓶片手に割り切って場所取りしております。(^^)

    そんな訳で、来週はボート釣りに行けず。
    この間、大津の海の状態が良い方(赤潮はいらん)に変わって欲しいと願っているところです。
    昨日、アジ5尾(セピアさんのブログには、4尾と書きましたが、クーラーの底にもう1尾隠れていました)、大サバが1尾も居ない貧績でしたので。(涙)

    • 釣りキチ先生 より:

      ananさんへ

      おはようございます

      中津川の河原では、そんな熾烈な場所取り合戦が行なわれているですか。
      一升瓶片手に、良い場所をキープしてください!
      五年以上もやっているベテランのananさん、
      ヌカリはござんせん、ですよね。
      (なんだか気分が、江戸の下町になってきましたw)

      大津の情報を聞くと、ここの所、赤赤赤潮ですか。
      アジの釣果も、かなり厳しそうですね。
      見たいような、見たくないような大津の海です。

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