階段を作り出したKazuoさんの話の巻
イスラエルのキブツ・ギネガールにある(あった?)、とある一区間です。我々みたいな、肉体労働ができるボランティアや、キブツで生まれ育った若い子が達が、ここを住まいとしていた。2人で一室に住んだ。たまたま同室した、遠い昔の懐かしのKazuoさんの話です。
「山の手」と呼ばれていた2階に、Kazuoさんと同居した
Kさんは、ビートルズの歌の歌詞を全部知っていた。「She loves you」を毎日歌い。最初の「イエー、イエー、イエ♪」をハモらせ、上手くハモルと、二人で「イエー!」と、喜びあった。
下町では、真剣な議論が交わされてた?
後に妻となった名栗のサンタがいた場所です。共同体とか、生きる道とか、教育とか、そんな話で盛り上がっていたようです。見た目が丸いので?「○○○は下町の太陽だな」、とも言われていたサンタです。
ある日突然、階段を作りだすKさん
ある日、Kさんは地面を掘って階段を作り出した。「なんでここに階段を作るのか?」、と聞いてみた。「あると便利だから」、と返ってきた。何にもない。ただの斜面です。道があって急すぎるので、階段状にするのなら分かります。道も何もない、単なる斜面に作り出した不思議な階段だった。誰も利用しないと分かったのか、階段作りは3日程で終了した。
結婚した、子供も生まれた、Kさんの事などすっかり忘れていた
ある年の9月半ば頃、すっかり忘れていたKさんから、突然電話があった。秩父の浦山でキャンプしていると言う。「いい所なんで来ませんか」、と言う誘いの電話だった。日高市から、さっそく電車に乗り秩父まで行った。
キャンプ場にテントが1つ張られていた
夏もそろそろ終わりとて、だれもキャんプ場にはいない。Kさんのテントが1つあるだけ。洗濯物が、干されているのが印象的だった。もう長いことここに居るみたいだ。
「食料はどうしてるの?」
「直ぐ近くに野菜はいっくらでもある。沢に行くとワサビも取れる」。直ぐ近くに野菜!?
「他の食料はどうしてるの?」
「一週間に一度、山を下りて秩父の街に買出しに行く。ミミパンとマヨネーズを買ってくる」
「夜は、一人で怖くない?」
「怖くない、○○○○さん、ここはいいですよ!邪魔するものがな~んもない」
「邪魔するものが、な~んもない」、という言葉が、いやに耳に残った。
忘れかけていた11月下旬、再び電話が鳴った
イスラエルではなく、ここは日本だ。独身ではなく妻と子がいるが。再びKazuoさんとの、同居生活が始まった。3ヶ月ほどの同居生活でした・・・
同居生活に終わりを告げ、出て行ってからは、もう2度と電話はかかって来ません。どこでどうしているのか、不明です・・・・・Kazuo Miyamoto と言う男です。ビートルズの歌詞を全部知っている男です。
こんばんは!のりべんです。今日も帰りの電車より失礼します(^-^)
何とも不思議なお話です…?星の王子様の番外編ですか。
…って、Kazuoさんって誰なんですか??
『邪魔するものがな〜んにもない』
うーーーん。確かに。
でも釣りも無いのは淋し過ぎますね(笑)
のりべんさんへ
おはようございます
Kazuoさんは、イスラエルで知り合った友です。
なんやかんやと縁がある男です。
日本にもどってからは、限りなくホームレスに近い生活をしていました。
そうですね、釣りが趣味だったら、自分で魚を捕まえて、
楽しみも倍増で、食生活も豊かになったかも知れませんね。
先生、こんばんわ。
えぇ~と、私ものりべんさん同様星の王子さまの番外編なのかと…
ご友人なのですよね???
何とも深いご人物ですね。
私もパンの耳とマヨネーズは大好きですが…(*_*)
「邪魔するものが、な~んもない」
色んな意味で深い言葉ですよね。
でも、何故でしょう????
妙に羨ましく思えてしまうのは(-_-;)
Heavyさんへ
おはようございます
Kさんは、友です、親友です。
人との関係で、色々と苦い思いもしたみたいです。
病院でも、苦い経験をしたみたいです。
味があると言うか、青臭いというか、
九州育ちで、ちょっと時代とはかけ離れた人でした。
生きやすい場所をみつけての、放浪生活でした。
ときどき今でも思い出します。どうしているのかなと。
こんばんは^^
何ともコメントしにくいww
(ならばスルーしろって ^^;)
Kazuoさんって世渡り人なんですね。
15年ほど前に新宿中央公園に拠点を構えてるブルーシーターズ(ホームレス、一ノ関では【お貰い様】)の方で絵がメチャメチャ上手い方が居ました。 僕が近くでストリートトランペッターでジャリ銭集めてるとその人は描いた絵を入れてくれました。
その方に「寒かったり暑かったり大変ぢゃね?」って聞いたら
「邪魔するもんがなんもね~ど」と即答でした。
ただ「おれは邪魔者だろうけどな」 って笑ってましたが^^
失礼かもしれませんが先生の記事を読んで思い出しました。
今頃なにやってんのかな~って。
世妃亜さんへ
おはようございます
Kazuoさんも、新宿の絵の上手い人と限りなく近い生活をしていました。
治療と言う名の、薬漬けの病院も、もうコリゴリのようでした。
今何やっているのかな~、です。
私とほぼ同じ年ですから、60歳は過ぎていると思いますが。
いわゆる普通の生活はしていないと思いますが、
なぜか気になるKazuoさんです。
海水浴場で兄と一緒に麦藁帽子を売って、大もうけした時の話を聞くのが好きです。
こんにちは!
なかなか面白い方ですね。
その方にとっての邪魔するものとは何だったんでしょうか?
寒くなって山を降りるとき、先生のうちに3ヶ月いたということは、もっとも寒い2月に出て行ったことになります。
どこに行ったのか?
生きているのか?
『おこもさん(ルンペン)』とはちょっと違いますので、生計を立てる何かをしているはずですね。
このブログを見て、連絡を暮れると良いですね。
APさんへ
おはようございます
本当に、邪魔するものって何だったんでしょうか。
アパート住まいの我が家に来たときは、
精神的にかなり重症でした。
何かをしようという意欲を失っていました。
状態も話し、了解してもらい木工所にお世話になったのですが、
暫くして止めてしまったみたいでした。
どうしているのかな?と時々思い出す友です。
こんばんは!
邪魔なものがない生活、どこか憧れます^_^
キャンプで三泊以上すると思います。
ところで先生7月に雨で水量が増えた小雨の日に釣れない茶畑下の淵で二匹ヤマメ釣れました。
後25センチはありそうなギバチ居ました。
いつか泣き尺釣ったら報告します。
釣りユキさんへ
おはようございます
邪魔なものがない生活って理想です。
だんだんそんな生活に近づいていっているかもw
連荘のキャンプいいですね、私もチラッと狩野川の河原で寝泊まりしようかと、考えたりします。
茶畑下の淵!これは快挙ですよ♪
もう何十回何百回も、狙ったのにヤマメが釣れた事がない。
釣れる人には釣れるんですね。
あとギバチも、一度も釣れたとことがない。
PS 泣き尺のご報告、心よりお待ち申し上げます♪