伊豆三部作・大見川でアマゴを釣り、蒔風庵を訪問の巻

３月１１日（土）、シトシトと雨が降っております。伊豆旅行２日目、名栗のサンタを長岡の宿に置き去りにし、一足早く中伊豆にやって来ました。

楽しみにしていた大見川でのアマゴ釣り。蒔風先生宅にお届けするお土産を、この川で現地調達です。ではでは、雨の中のアマゴ釣りの様子から・・・

大見川、入渓地点

修善寺駅近くのつり具店が、早朝より開いていました。ここで日釣り券を買い、狙いをつけていた場所に直行する。

釣り開始早々、型の良いアマゴGET！

大きな石が入り、どちらかと言うとアユ釣りにピッタリの流れです。ここからアマゴを狙います。雨で川は笹濁り、アマゴ釣りのチャンス到来です。アマゴが居そうなヨレた場所を見つけて、ブドウ虫を流す。

柔らかい「春渓」の竿では、いっきに抜けず。左右に走られたが、無事ネットinです。２５㎝オーバーの、でっぷりとしたアマゴをGETだ。

所々に、このような堰堤がある。こんな所には、釣り人が取り付けたロープやハシゴが置かれ、簡単に上流へと遡行できる。

河原に生えたヨシが「邪魔しっ子」ですが、居そうな流れです。ヨシを避けるよう振り込む。これまた立派なアマゴをGETです。このサイズになるとパーマークも薄れ、どっしりと風格がある。

手前の流れが、ちょうどアマゴ好みの早さで流れている。対岸近くの白泡がたった辺りは、流れが早すぎで、アマゴは居着けない。怪しい流れの中程を、数回振り込んでみる。

２０㎝ほどのアマゴです。このサイズだと、パーマークもまだしっかりと残っている。

まだまだ釣っていたい大見川ですが、妻との約束時間があるので、後ろ髪を惹かれながら竿を納める。

大見川の釣果。アマゴ３尾＋ニジマス１尾。群馬の神流川で釣ったヤマメも持参しましたので、先生に届けるお土産として十分です。

中伊豆のイーハトーブ「蒔風庵」へ

【天然温泉の露天風呂】

好きな釣りをして、このお風呂につかる。なんて贅沢な時間でしょうか。

このお風呂に入る時のお約束が、一つだけあります。そのお約束とは、「妻の背中を流す」。もう一つある内湯で、しっかりと流しました。沸かし湯でなく温泉なので、お風呂から上がっても暫く体がポッカポカと温かい。

料亭「蒔風庵」のご馳走を頂く

この「大人の飲み物」を頂きながら、伊豆の幸をご馳走になりました。書画作家の蒔風先生ですが、出てくる料理がハンパでない。私どもの「名栗食堂」とは違った、料亭「蒔風庵」です。

【刻みコンブとカブの浅漬け】　　　　　【松前漬け】

コンブとカブの浅漬けが、絶妙です。妻がしっかりと作り方を聞いておりましたので、近いうちに名栗食堂でもお目見えするかも。

【ワサビの茎漬け】　　　　　　　　　　【ワサビ漬け】

ワサビの茎が、おおッ！作り方によって、こんなにも辛味が出せるんだ・・・

【マグロの赤身&中トロ】

どう見てもメインデッシュですが、これまたお酒の肴です。

本日は「七輪焼きの達人さん」ご夫婦が、横浜からいらしてました。柴犬の風ちゃんの初恋の彼女、モモちゃんにも会いました。横浜でのご近所付き合いが、伊豆の地に越されてからも続いているんですね。

本日のメインデッシュのゴボウ？

マグロがメインではなく、このゴボウが本日のメインデッシュだそうです。しっかりと叩いたそうで、柔らか柔らか♪確かに「これが本日のメインディッシュ」で、納得です。

【ワタリガニの味噌汁】　　　　　【幻の黒米（画像撮り忘れた）】

最期にコーヒーを頂き、お土産に「ワサビ」&「ワサビ漬け」も、頂いてしまった。こりゃあ、どこからどう見ても料亭「蒔風庵」です・・・ごちそうさまでした（ありがとうございました）。

摩訶不思議な縁です・・・

【光の神降臨】

埼玉の小川町で行われていた展覧会に、妻と妹がたまたま立ち寄ったのが縁です。今では蒔風先生は「心戚（しんせき）」言ってくださいます。中伊豆の「蒔風庵」は私にとって、釣りができ、温泉につかり、美味しい料理が頂ける。ここは、私にとってのイーハトーブです。

そして今宵はガラリと趣を変えて、伊東のお安いビジネスホテルで一泊です。そして明日は、伊東のオーシャンボートより、カイワリ狙いの釣りが待っています。ではでは・・