カイワリを求め伊東へ・・・疲がれだぁの巻

ハナダイ30オーバー

カイワリではありません、ハナダイです。カイワリの引きを味わいたくて4月25日(月)伊東の海に行った。

伊東の海にカイワリ君、居ませんでした。ではでは、丸1日カイワリを狙い続け、釣れたのはたった1尾のハナダイ、そんな釣り行の詳細です・・・

伊東の海・カイワリの定番ポイントへ

岸払い2

カイワリが釣りたくてきた方。そしてもう一組ご夫婦で来た方。そしてこの私と、オーシャンボートから3艘、岸払いです。オーシャンボートのご主人が、「ハナダイ狙うんならサビキね。午後から6mハリスで真鯛がいい・・・」話のどこにも、カイワリのカの字も出てこない。

伊東のポイントは面白い。いつでも真沖の水深40mほどの場所。このポイントのみで、どこにしようか?などと迷いようがない。

釣る前はいつだって大漁を夢見ている。40mポイントに向かい漕いでいきます。

コマセを撒き続ける

サビキ竿ビシ竿2

【サビキ仕掛け】   【ビシ(ちょい足しウイリー)】

サビキは底から1m。ビシは底から3mほど上げ、シャクってコマセを出します。竿先を見つめながら撒き続けます。お魚の反応が全く無い。ムシガレイでもいいから釣れないかと、底についた仕掛けをトントンして、そーっと誘ったりもした。何の反応もなしです。たまーにオキアミの先がかじられていたりはする。それだけです。・・・ゆったりとゆったりと時間だけが流れていく。釣りをしていて、眠くなったのは初めてかも知れない。ちょっとウトウトとしたりした。

沖上がり2

あまりにも反応がないので、コマセ釣りを中断して、底トントンの流し釣りをはじめてみた。アマダイとはいかないまでも、ムシガレイなんか釣れないかと思った。ダメです。何の反応もない。何をやってもダメだ。「何をやっても世界全体間に合わない(宮沢賢治)」。ただただ策も無く、コマセを撒き続ける・・・

巨大カイワリだと思った

頭の中が全てカイワリでできてます。掛かった魚は全てカイワリと思ってしまう。

ビシ竿3

正午頃に、本日初めてこの竿が激しく動いた。ゴン!ゴン!ゴン!引きが半端でない(巨大カイワリ?)。ハズレるなよ、切れるなよ(ハリスは3号)と祈りつつ慎重にリールを巻く。

ハナダイ

30cmオーバーのハナダイだった。そうか鯛だもん、そりゃあ三段引きで引いて当たり前だと、後から気づいた。

午後3時までカイワリを狙い続けました。残念です。それらしい引きは、全くありませんでした。

本日の釣りを振り返って(カイワリは居ないのか?)

沖上がり

  • ある釣り人は、エサだという。カイワリの餌となるシラスが居ない。(なるほど)
  • ボート屋さんにも聞いてみた。「今年はまだ赤潮が一度もない。珍しいことだ」「本来カイワリは、6月からが本番だ」(なるほど)
  • 「白いボートの人」が釣ったというカイワリは、「通りすがり」だったのか?それとも、カイワリ軍団の先駆けなのか?

食べて美味しいカイワリですが、あの引きがたまらないんです。カワハギのようでカワハギでない。あの引きをもう一度味わってみたい。ではでは・・・

 

 

コメント

  1. 五目漁師 より:

    腰痛さんから、先生は伊東でカイワリ狙いと聞いていましたので
    楽しみにしていましたが駄目でしたか。
    う~ん、確かに変ですね。

    いつもならカイワリが釣れなくてもせめてアジやイトヨリが釣れる、
    もうそろそろ釣れなくてもよいサバも釣れる頃なのに。
    魚そのものがいないですね。
    これだけ水温が上がっているのに正に冬の海です。

    先生の釣果次第で明日伊東を考えていましたが
    これじゃ無理そうですね。
    連休で混む前に行っておきたいのですが
    さて、どうするかな。

    • 釣りキチ先生 より:

      五目さんへ

      こんばんは

      ダメでした。
      魚の気配がしない。
      色々試すにも試しようがない。
      ただひたすらコマセを撒いて待っている。
      そんな釣りでした。
      五目さんなら、きっともっと色々と試みるんでしょうが・・・

      海は濁りもなく、正に冬の海で澄んで綺麗でした。
      気温も良し、風もなしと他の条件は良いんですが、
      ただ魚が居ない(笑)・・・

  2. 腰痛持ち より:

    こんにちは。

    う~ん、駄目でしたか?
    といっても29日に予約してしまいましたんで、一応行ってみます(笑)。

    でも29日はどうも北風が出そうですね?そしたら30日にします。
    うまくカイワリが通りすがってくれればいいのですが(笑)。

    一応保険も掛けます。
    生きアジを持って行って、最初はヒラメを狙ってみます。
    あと6mの仕掛けとウィリーも用意しました。

    まてよ29日を福浦にして、30日伊東の車中泊連荘もいいな。
    福浦はマダコとアマダイが保険です(笑)。

    • 釣りキチ先生 より:

      腰さんへ

      こんばんは

      29日には、カイワリが入荷しているかもしれません。
      そんな思いで、25日に行ったのですが・・・

      大津でしたら、◯◯が釣れなければ、じゃあ◯◯を狙おうと色々考えが及ぶのですが、
      慣れぬ伊東なので、ただコマセを巻き続けました。
      1尾来たハナダイが唯一の救いでした。
      ガン、ガン!というその引きが、腕の感触で残っております。
      こんなのが後2枚くらい来れば、それはそれで楽しいのですが、
      1尾ですぅ・・・(涙)

      伊東の腰さん攻撃で、どうにかリベンジをお願い致します。
      伊東の海を、やっつけちゃってくださいませませ~♪

  3. 先生こんにちは。
    本命のカイワリには会えずでしたか・・・。
    でも立派なハナダイが上がりましたね。(^0^)
    カイワリ上げてる方も居たんですね・・・。
    通りすがりだったのでしょうか・・・?

    • 釣りキチ先生 より:

      青い3298さんへ

      こんばんは

      カイワリ君、会えずでした。
      ハナダイですが、30cmオーバーですので、
      お刺身&あら味噌汁にしました。
      鯛は、本当に上品なお味です。

      この日は、カイワリの姿は見えませんでしたが、
      通りすがりで、2尾ほど?上がったそうです。
      (カイワリってこんなに貴重な魚だったのか?)

  4. 芋焼酎 より:

    おはようございます。

    ふーむー、カイワリいませんねえ。
    どこにいっちゃったんだろう・・・?

    赤潮がないのはちと心配ですね。
    自分が釣りのときにあるのは困りますが、春の赤潮はプランクトンが沸いてこれから魚が釣れますよという季節の合図のようなものですから、ある程度あったほうがいいと思うのですが。

    良い型のハナダイが釣れたのはよかったです。
    カムバック、カイワリ~。

    • 釣りキチ先生 より:

      芋さんへ

      こんばんは

      カイワリの姿が、とんと見えませんでした。
      ハナダイが釣れなかったら、完全ボウズの釣りです。

      赤潮になったりと、自然といつもの流れがあって、
      いつもの様に釣れ出すんですね。

      今回は、初めて釣る魚達が食べている小魚のことなど、
      食物連鎖を、まじまじと考えてしまいました。

      伊東のカイワリは、どこかの誰かさんがツ抜けしたと聞くまで、
      辛抱強く待ち続けます・・・

  5. Norizou より:

    先生、こんにちわ。

    カイワリダメでしたかぁ( ;∀;)
    何処に行ってしまったのでしょうね…

    しかし、流石先生❢タダでは帰りませんね。
    しっかりとハナダイ釣りあげて♪

    私もマダイ&イサキ狙いで金田湾にマイボートで行って来ました♪
    先生と同じ様な釣果です(笑)

    さてさて、次はどちらに???

    • 甲斐の荒熊 より:

      こんにちは、いつぞや福浦で五目漁師様の脇で釣りをしてた荒熊です。

      オイラは、釣り船でうたた寝はしょっちゅうですが、熟練の釣り吉先生が眠くなるほどとは、もはや死の海ですね。

      最近の海はおかしいです。オイラも薄々感ずいてました。

      春に桜の花が芽吹き、花が終われば新緑が息吹くように、世の理には順番があります。

      異様に早い時期にクラドと赤潮を同時に見ました。
      塩辛い釣りになる日が来ることを覚悟しました。

      しかしながらそれ以降、クラドも赤潮も見ません。

      地球誕生から46億年。

      5億4000年前、海の中で生物が爆発的な進化をとげた。

      4億2000年前、魚類が登場した。

      3500年前、類人猿が誕生。

      わずか20万年前にやっと人類が誕生。

      温暖化、乱獲…。

      地球の歴史において、わずかな時間しか生きてない人類が命のバトンを断とうとしている。

      オイラ湘南に住んでます。

      ボートや砂浜で釣りをしたりしながら、色んな人から話を聴きます。
      「昔は、もっと魚が釣れたと。」

      湘南界隈の漁獲資源の低下は、B級グルメで脚光を浴びたシラス漁以外の他でもないと感じます。

      シラス漁師は、イワシのシラスだけでなく網にかかるアジやタイのシラスまで、根こそぎシラスを持っていきます。

      近年のマグロの渇望も、和食ブームが発端と考えます。

      日本にたどり着く前に、他国の漁師が捕らえるようになったからかなと。

      地球環境の変化や地球の歴史においては、数分にしか及ばぬ人間が地球環境を破壊している…。

      そんな気がします。

      人類が一丸となって、地球存続を考えねば無理だとは思いますが…。
      昼間から一人酒を飲み考えてしまった、酔っ払いの戯言です。

      オイラは、30日にカイワリを狙いに行きます。
      また、どこかの海でお逢いしましょう。

      • 釣りキチ先生 より:

        甲斐の荒熊さんへ

        こんばんは

        手ぬぐいを頭にかぶり釣っていた姿をしっかりと覚えております。

        仰るとおりですね。
        ニシンしかり、ハタハタしかり。
        乱獲の後は、ジリ貧の釣果が待っているだけですね。
        目先だけの釣果でなく、長いスパンで見た釣りをしたいもんです。

        一人の力は小さいです。
        でも自分にできるのは、これしかないので、
        必要以上に釣らないよう、ちょうどよい漁を釣るようしていきたいですね。

    • 釣りキチ先生 より:

      Norizouさんへ

      こんばんは

      KanさんとのMyボート釣りの様子を、只今見てまいりました。
      Norizouさんではないが、Kanさんが釣ったイサキがデカイですね。
      こんなのがいるのかとビックリでした。

      次はどこにったら良いのか迷いますね
      金田湾かな(笑)(一度も行ったことがありません)
      大津で、またアジを地道に釣るか、
      いっその事、伊豆の渓流釣りかな(笑)

  6. しゃけ より:

    こんにちは。
    カイワリダメでしたか〜
    ところでカイワリを見た事も釣った事もない私には未知の興味深々のお魚ちゃんです。さぞ、釣って楽しい食べて楽しい魚何でしょね〜。いつかは、狙ってみたいと思います。月曜日に石田ボートでアジを、追いかけました、前半ダメな私を沖の海苔棚6枚目東側が救ってくれました。
    ありがとうございます!
    アジ最高でしたよ!

    • 釣りキチ先生 より:

      しゃけさんへ

      おはようございます

      私もつい最近までは、カイワリなんて全く知らないお魚ちゃんでした。
      誘われて伊東に行き、その引きを味わってしまった。
      それからもう、虜になりました。

      大津は6枚目東が、まだ現役で頑張っているんですね。
      山立ても覚えましたが、
      海苔棚が撤去されると、ガラッと様子も変わってしまうんでしょうね。

  7. RYU より:

    こんばんは。

    伊東でお会いした、2人連れです。
    1年に1度ぐらいしか、お会いしない先生と、2週連続でお会いするとは思いませんでした!

    好調だった大津の海とは違い、伊東の海は砂漠にコマセを撒いている様でした。
    マリンタウン側から正面沖に移動して、1度のアタリも無く、頂いたタケノコが唯一の持ち帰りとなってしまいました⤵️

    先生同様カイワリは、どなたかの釣果を見届けてから出直したいと思います。

    • 釣りキチ先生 より:

      Ryuさんへ

      おはようございます

      大津でお会いして、伊東であってと、
      考えることが同じなんですね(笑)

      砂漠に餌をまくか、正にその通りの感じでした。
      丸一日巻き続けて、魚の辺りは2回のみでした。

      暫くはカイワリのことは忘れます。
      といいながらも、カイワリ釣果ないかと、
      オーシャンボートの釣果欄を毎日見ていますが(笑)

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